2024年1月27日(土)
DD2号 パルス発生器の取付け − スイッチでON/OFF
先日、「DD2号 フロート充電器の製作 − 簡単に」というレポートで、自己放電するDD2号のバッテリーを補充電するフロート充電器を作成したことを報告したが、ついでにパルス発生器を取り付けてみたので報告する。パルス発生器は、バッテリーの極板に付いたサルフェーションを除去するものであるが、簡易的な装置の場合、その効果は疑問の余地も残るところでもある。もちろん、かなり強力な高電圧のパルスを使えばサルフェーション除去能力はあるだろうが、簡易的な装置の場合、微妙なところかもしれない。まぁ、一種の宗教か?(と言ったら怒られそう・・・)
この時に製作したパルス発生器があったので、これを取り付けてみよう。写真1に取り付けるパルス発生器を示す。
写真1 パルス発生器ただし、このパルス発生器は50〜60mAほどの電流を消費するので、車のバッテリーに取り付けたままにしておくとバッテリーに負荷をかけてしまう。そこで、バッテリーが十分充電できているときやフロート充電器を接続したときだけパルス発生器が動作するように、原始的な方法ではあるが、写真2のスイッチを付けてみることにした。
写真2 スイッチすなわち、写真3のようにパルス発生器のプラス側の配線の途中にスイッチを接続した。これでスイッチをONにした時のみパルスが発生する。
写真3 パルス発生器の配線これを写真4の緑矢印で示すDD2号のバッテリーの端子に取り付ける。
写真4 DD2号のバッテリーパルス発生器の中にはヒューズが入っているので、写真5、写真6のようにバッテリー端子に一番近いターミナル端子のナットを緩めて直接接続した。
写真5 マイナス側の接続
写真6 プラス側の接続このようにしてバッテリーに接続した後、トラックのマットを元に戻し、写真7のようにスイッチをマットの端から少しだけ出しておいた。
写真7 スイッチパルス発生器を動作させたいときは、このスイッチをONにすればいい。まぁ、原始的な方法だが、とりあえずはこれでいいだろう。例えば、写真8のようにフロート充電器を接続しているときには、このスイッチをONにしておけば多少バッテリーが復活するかな?
写真8 フロート充電器を接続しているところしばらく使ってからバッテリーテスターでCCA値を測ってみよう。
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