2023年9月2日(土)

DD2号 ソーラーパネルの取付け − 再び

以前、DD2号には「DD2号 ソーラーパネルの取り付け − バッテリー上がり対策」で報告したようにバッテリー上がり対策としてソーラーパネルを取り付けていた。しかし、これが原因で、こんなことがあってから外していた。だが、バッテリーのことを考えると、あまり乗らないDD2号は普段から補充電をしておいたほうがいい。そこで、再びソーラーパネルを取り付けてみることにした。購入したソーラーパネルは写真1のようなものである。


写真1 購入したソーラーパネル

大きさは200mm×130mmと比較的小さい。価格は1,118円であった(送料込み)。いや、これはちょっと小さすぎたか・・・。裏側は写真2の通り。


写真2 ソーラーパネルの裏側

このソーラーパネルはグリーンエポキシ基板上に形成されているので、夏にはかなり暑くなる車内でも問題なさそうだ。さて、このソーラーパネルだが、駐車時にはフロントガラスの裏に出しておき、走行時には仕舞っておきたい。そこで、「DD2号 ソーラーパネルの取り付け − バッテリー上がり対策」と同じように、ソーラーパネルの出力にコネクタを付けておき、簡単に外せるようにしておこう。今回、選んだコネクタはUSBコネクタ(Type-A)である。そのため、写真3のようなUSB延長ケーブルを用意した。


写真3 USB延長ケーブル

写真4のように、これのメス側をソーラーパネルの出力に接続するのだが、電流が車両からソーラーパネルに逆流しないように、途中にダイオードを入れておこう。


写真4 逆流防止ダイオード

接続部分に熱収縮チューブをかぶせて適切に絶縁処理しておく。写真5にコネクタを接続したソーラーパネルを示す。


写真5 コネクタを接続したところ

一方、車両側の配線は、「DD2号 ソーラーパネルの取り付け − バッテリー上がり対策」と同じようにして、常時電源が来ているOBD IIコネクタに取り付ける。そのため、まずは、写真6のように運転席側のウェザーストリップを引っ張って外す。


写真6 ウェザーストリップを外しているところ

そして、写真7のように運転席足元のパネルを外す。これは3本のネジで固定されているので、それを外せばいい。


写真7 足元パネルを外したところ

そして、USBコネクタ(オス)を取り付けたケーブルを写真8のように通していく。


写真8 配線の経路

DD2号 ソーラーパネルの取り付け − バッテリー上がり対策」でソーラーパネルを取り付けたときに、OBD IIコネクタに取り付けたギボシ端子がそのまま残っていたので、配線をそのギボシ端子に取り付けた。後は足元パネルとウェザーストリップを元に戻せば作業完了だ。以前に取り付けたことがあるので、作業は簡単だ。

駐車時には、写真9のようにしてフロントガラス内側にソーラーパネルを置き、コネクタに接続する。


写真9 ソーラーパネルの接続

外から見ると写真10のような感じだ。


写真10 ソーラーパネルを外から見たところ

一方、走行するときは、写真11のコネクタを抜き、運転席側のドアポケットにソーラーパネルを収納すればいい。


写真11 USBコネクタ

今回、取り付けたソーラーパネルは小さいので発電量が心配だ。近いうちに、どれぐらい発電できているのか調べておこう。



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