2023年3月18日(土)

DD2号 エンジンオイルの交換 − オイルフィルタも

前回エンジンオイルを交換してから5,000kmほど走ったので、エンジンオイルを交換した。今回はオイルフィルタも一緒に交換したので報告しよう。

まずは、写真1のようにジャッキアップして前側だけウマをかける。


写真1 ウマをかけたところ

そして、下に潜って写真2に示すサービスホールの3本のネジを8mmのソケットレンチで外す。


写真2 サービスホールの蓋

3本のネジを外すと写真3のようにサービスホールの蓋を外すことができる。


写真3 サービスホールの蓋を外したところ

DD2号はオイルパンのドレインボルトの代わりにのエコオイルチェンジャーを取り付けているので、オイルを抜くためには、写真4のように耐油性のシリコンホースを取り付けて、2リットルのペットボトルの中に廃油を出せばいい。


写真4 ホースを接続しペットボトルを置いたところ

バルブを開けるとオイルがペットボトルに直接入るし、バルブを閉じればオイルも止まる。2リットルのペットボトルに廃油を入れると、どれぐらいオイルが抜けたのかがわかるし、その後の処理も簡単だ。なお、オイルが抜けるのはドレインプラグより多少時間がかかるので、その間にオイルフィルタを交換しておく。用意したオイルフィルタを写真5に示す。


写真5 用意したオイルフィルタ

DD2号のオイルフィルタは、写真6のところにある。


写真6 オイルフィルタの場所

オイルフィルタレンチを使って、写真7のようにオイルフィルタの蓋を開ける。


写真7 オイルフィルタの蓋を開けているところ

蓋を緩めたら写真8のようにしてフィルタの蓋をそっと持ち上げると、オイルフィルタも持ち上がってくる。少し持ち上げた状態で止めておくと、オイルフィルタケース内のオイルが抜けてくる。


写真8 オイルフィルタの蓋を持ち上げたところ

新旧のオイルフィルタの比較を写真9に示す。


写真9 新旧のオイルフィルタの比較

新しいオイルフィルタには新しいOリングが二つ付いてくる。写真10の赤矢印のところにOリングがあるので、新しいものに入れ替えておこう。


写真10 二つのOリングの位置

Oリングを新しいものと交換したらOリングに薄くエンジンオイルを塗っておく。オイルフィルタの蓋に新しいオイルフィルタをセットしたら、写真11のようにオイルフィルタケースに取り付ける。


写真11 オイルフィルタケースに入れているところ

そして、写真12のように、オイルフィルタの蓋をトルクレンチで締め付ける。締め付けトルクは25+5Nmだ。


写真12 オイルフィルタの蓋を締めているところ

エンジンオイルが抜けきったらエコオイルチェンジャーのバルブを閉め、サービスホールの蓋も閉めておく。そして、写真13のように、6.5リットルの新しいエンジンオイルを2回に分けて入れる。


写真13 新しいエンジンオイルを入れているところ

エンジンオイルはいつもの通り、SEAHORSE SYN GLOUDの5W-40だ。このオイルはペール缶で買っているが、比較的安価なので、いつも約5,000km走行毎に交換するようにしている。なお、現在の走行距離は約128,800kmだ。

オイル交換後はインスペクションをリセットしておこう。まずは、エンジンをかけずにイグニッションをONにして、メーターのリセットボタンを長押ししてサービスモードに入った後、写真14の表示になるまでボタンを何度か押す。


写真14 サービスモードのオイル交換時期

その後、すぐにボタンを長押しすると、写真15のように「RESET?」が表示される。


写真15 「RESET?」が表示されたところ

一旦ボタンから指を離した後、もう一度ボタンを長押しすると、写真16のようにオイルサービスのインスペクションがリセットされる。


写真16 オイルサービスにインスペクションがリセットされたところ

写真17のように、CCCのインフォメーション表示も同様にリセットされているはずだ。


写真17 CCCのオイルサービス表示

これでオイル交換作業は完了だ。念のため、次回に車を運転したときに、CCCでオイル量を確認しておこう。

(現在の走行距離:128,800km)



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