2014年11月24日(月)

レビュー その1 − バッテリー関連

メンテナンス記録では、DDが実施したメンテナンスやモディファイをその都度報告しているが、siegrさんから「メンテ後やモディファイ後のレビューは?」というリクエストをいただいた。確かに、作業そのものは報告しているが、その後のレビューはあまりして報告していない。これは、何も作業せずにネタができるということか!?  そこで、まずはバッテリー関連のレビューから紹介してみることにした。ただし、以下は、素人のDDの主観に基づいたレビューであり、信頼性や客観性は不十分であることに注意されたい。

ちなみに、DD号のバッテリー関連の記録を見てみると、表1のようになっている。

表1 バッテリー関連の記録

時期

事 項

2000年9月 中古車購入時に新品のバッテリーに交換(HOPPECKE duplex) 
2005年1月 バッテリー復活装置の製作・取り付け 
2007年1月 バッテリー交換(AC Delco)、バッテリー復活装置取り外し
2008年8月 バッテリー交換(ATLAS)
2011年4月 ソーラー充電器の取り付け
2012年9月 バッテリー復活装置の製作・取り付け
(※バッテリー液の補給は省略)

表1を見てみると、初めに使っていたHOPPECKE社のバッテリーは6年半ほど保っている。その間、4年半ほど経ったときにバッテリー復活装置を作成して取り付けている。

2つ目のバッテリーは不注意でバッテリーを上げてしまったこともあり、またバッテリー復活装置を取り付けていなかったためか(?)、1年半ほどの短い寿命であった。

3つ目のバッテリーは現在使っている韓国製のもので、すでに6年3ヶ月ほど使っている。その間、3年8ヶ月後にソーラー充電器を取り付け、さらに4年目にバッテリー復活装置を再び製作して取り付けている。

すなわち、現在は、6年以上経った韓国製ATLASバッテリー、ソーラー充電器、バッテリー復活装置を使っている。このそれぞれについて、過去の経験も含めてレビューしてみたい。

韓国製ATLASバッテリー

DD号のバッテリーはリアシート下にある好条件のためか、現在使っているATLASバッテリーは6年以上も問題なく動作している。たまに、バッテリー液の液面を見るのだが、ほどんど減っていない。これは、バッテリーが室内にあること、あまり車に乗っていないこと(頻繁に充電していないこと)、ソーラー充電器を使っていること等の条件が重なっているからだと思われる。しかし、それを差し引いても6年以上も保っているのだから、少なくともDD号が入手したバッテリーは品質に問題ないと考える。1万円前後の販売価格を考えると、コストパフォーマンスは非常に高い。お勧めのバッテリーである。

ソーラー充電器

DD号の駐車場はカーポートがあるものの、午前中の早い時間にはフロントガラスに日光が直接差し込む。そのため、フロントガラスに設置したソーラー充電器に日光が十分にあたることにより、数時間ではあるが50mAほどの充電が可能である。これは、DD号の暗電流やバッテリーの自己放電を十分に補うことができ、2〜3週間ほどDD号を動かしていなくても、エンジン始動時のセルモーターは勢いよく回る。ソーラー充電器を取り付ける前までは、2週間も車を動かさないとバッテリーの充電が危うかったことを考えると、ソーラー充電器は非常に効果があると考えられる。また、購入価格も3,000円弱のため、コストパフォーマンスはバツグンだ。ただし、車に取り付けるときには直射日光が当たっている必要がある。昼間でも直接日光が当たらないところでは極端に充電電流が下がり、実用ではなくなる。

バッテリー復活装置

正直に言って、これはレビューが難しい。バッテリー復活装置を取り付けたバッテリーは6年以上保っており、取り付けていないバッテリーは1年半で寿命となってしまった。しかし、そもそもバッテリー復活装置を取り付けたのはバッテリー使用開始後4年ほど経ったときであり、少なくともそれまでは動作している。1つめのバッテリーはバッテリー復活装置を取り付けてから2年でバッテリーが壊れており、その効果は微妙なところだ。考え方によっては、4年半も使ったバッテリーの寿命をさらに2年延ばしたとも言えるし、バッテリー復活装置を取り付けてから2年しか保たなかったとも言える。ただ、一つ言えるのは、バッテリー復活装置は30〜80mAほど電流を流すので、車を停めているときも動作状態にしていると簡単にバッテリーが上がってしまう。そのため、車を動かしているとき(バッテリーを充電しているとき)に限って動作させるようにしたほうがいいだろう。DDの主観としては、新品のバッテリーが10,000円ほどで手に入るという現状を考えると、バッテリー復活装置が2,000〜3,000円ぐらいで手に入るのであれば取り付けてもいいと思う。

以上のように、現在DD号は「安いバッテリー」+「ソーラー充電器」+「バッテリー復活装置」で運用している。このうち、安いバッテリーは「マストバイ」。ソーラー充電器は「日当たりの条件が良ければマストバイ」。バッテリー復活装置は「安ければ買っても良いが効果は不明」というところだろうか。


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