2002年6月18日(火)
スモークランプ作戦 − その5
以前より「スモークランプ作戦 − その1、その2、その3、その4」と題して、レンズ類のスモーク化の模様を報告してきた。これらの報告では、フロントとリアはスモークレンズに交換したが、サイドウィンカーだけはスモークフィルムを貼っていた。
しかし最近よく見ると、このフィルムが写真1のように剥がれかけてきている。きっと何度も洗車機にかけているせいであろう。
写真1 剥がれかけてきたフィルム以前にも書いたように、写真を撮る前には洗車しておくべきだが、いつも忘れてしまう。本当に私は学習能力がないようだ。このように書きながら全く反省していない(笑)。
今回は、フィルムを貼り直すのではなく、フィルムスプレーを使って着色してみることにした。購入したフィルムスプレーは写真2のようなものである。ちなみに価格は798円(税別)であった。
写真2 購入したフィルムスプレー写真2でもわかるように、これは後で剥がすことができる特殊な塗料を使っているようである。だから、塗装に失敗したり、気に入らないときには剥がせばいい。なかなかよくできた製品である。缶には「特許申請中」などと書いてある。能書きはこれぐらいにして、実際の手順を以下に示す。
まずは、ウィンカーレンズを取り外し、剥がれかけているスモークフィルムを完全に剥がす。スモークフィルムを剥がしたところを写真3に示す。
写真3 フィルムを剥がしたところ本来なら、フィルムスプレーで塗装する前に塗装面を洗剤や有機溶媒で脱脂しておかなくてはならない。次に、スプレーが付いて欲しくない部分にマスキングテープでマスキングする。すなわち、写真3の黒いプラスチックの部分をマスキングするわけである。
そして、フィルムスプレーで写真4のように塗装する。塗装は、垂れる寸前のところで止めるようにするのがいいのだが、これがなかなか難しい。
写真4 フィルムスプレーで塗装したところ写真4で左側に写っているのは、重りに使った石である。このように塗装してから1時間ほど乾燥させる。完全に乾燥したところを写真5に示す。
写真5 フィルムスプレーの塗料が乾燥したところそして、マスキングテープを剥がす。このときに注意してゆっくり剥がさないと塗料まで剥がれてしまう。マスキングテープを剥がしたところを写真6に示す。
写真6 マスキングテープを剥がしたところ写真3の比べてみると明らかにスモークになっている(あたりまえか?)。我ながらうまく塗装できた(自画自賛)。
最後に、塗装したウィンカーレンズを車両に取り付ける。取り付けたところを写真7、写真8に示す。
写真7 塗装後のウィンカーレンズ(左) 写真8 塗装後のウィンカーレンズ(右) なかなか、いい感じである(嬉)。サイドウィンカーレンズは簡単に外すことができるため、塗装も簡単であった。ちょっとした気分転換にお勧めである。
なお、「とある知人」のマークIIのリアレンズにも塗装してみた。これを写真9に示す。
写真9 マークIIのリアレンズに塗装したところ一段とガラ悪くなって、オーナー様大満足であった(笑)。
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