2024年8月24日(土)
DD3号(F25) フロントブレーキディスクの交換 − ドリルド・スリット
以前にDD3号のブレーキをチェックして、少なくともフロントブレーキディスク(ローター)は摩耗限界なので交換しないといけないことを報告した。ブレーキの効きも若干甘めな気がするので、まずはフロント側のブレーキディスクを新しいものに交換してみることにした。
はじめに、写真1のように車両前側にウマをかけタイヤを外す。
写真1 ウマをかけてタイヤを外したところそして、写真2のようにマイナスドライバーを使って、赤矢印で示すブレーキのクリップを外す。
写真2 クリップを外しているところ次に、写真3の赤矢印で示すABSセンサーとパッド残量センサーの配線をホルダーから外す。CRC5-56のような潤滑スプレーをかければ外しやすい。
写真3 配線ホルダーそしてキャリパーの裏側にある2つのプラスチックキャップを外し、写真4のようにしてガイドボルトを外す。
写真4 ガイドボルトを外しているところ写真5に外したガイドボルトを示す。
写真5 外したガイドボルトガイドボルトはウェスで良く拭いておき、グリスを塗ってはいけない。ちなみに、DD号(E34)やDD2号(E63)のガイドボルトは7mmの六角レンチで外したが、DD3号(F25)は8mmの六角レンチだ。また、このガイドボルトの締め付けトルクは55Nmだ。結構締めないといけないんだ・・・。
今回は新しいブレーキディスクに交換するので、キャリパーのピストンを少し戻しておかないといけない。そこで、写真6のようにキャリパーを持って体重を後ろにかけながらゆっくりとキャリパーを引くと、ピストンがゆっくりと戻っていく。あまり戻しすぎるとブレーキフルードタンクからフルードがあふれてしまうかもしれないので注意しよう。
写真6 キャリパーを戻しているところ次にキャリパーを外し、写真7のようにスプリングに紐で吊るしておく。
写真7 紐で吊るしているキャリパー次はキャリパーサポートを外すために、写真8の2本のボルトを外す。
写真8 キャリパーサポートの固定ボルトこのボルトの頭は16mmで締め付けトルクは75Nmだ。キャリパーサポートが外せたら、ブレーキディスクを外すことができる。ブレーキディスクは写真9の赤矢印で示すアレンボルトで固定されている。
写真9 アレンボルトブレーキディスクの側面には写真10のように摩耗限界の「26.4mm」の記載がある。
写真10 摩耗限界の記載実際にディスクの厚みを測ってみると、写真11のように26mmしかない。何度測っても増えたりしないか・・・。
写真11 ディスクの厚みを測っているところそんなことはさておき、写真12のように6mmの六角レンチでアレンボルトを外す。
写真12 アレンボルトを外しているところ外したアレンボルトを写真13に示す。アレンボルトは錆びていることがあるので、六角レンチが舐めないように注意して外そう。できれば新品に交換しておきたいところだ。ちなみに締め付けトルクは16Nmだ。
写真13 外したアレンボルトブレーキディスクは固着しているが、写真14のように裏からハンマーでたたいていると、ゴロンと外れてくる。
写真14 ブレーキディスクを外しているところ購入したブレーキディスクは、スリットが入って穴が開いているヤツだ。いわゆるドリルド・スリットを言われているもので、価格は左右2枚で38,938円(送料込み)であった。なかなかいい金額だ(要するに高い!)。写真15に新旧ディスクの比較を示す。
写真15 新旧比較(左:新、右:旧)このディスクを取り付ける前に、写真16のようにしてブレーキクリーナーとワイヤーブラシでハブを掃除しておく。
写真16 ハブを掃除しているところそして、ブレーキディスクが固着しないように、写真17のように薄くグリスを塗っておく。
写真17 薄くグリスを塗っているところあとは逆の手順で新しいディスクを取り付け、キャリパー等を元に戻せばいい。写真18にディスクを取り付けているところを示す。
写真18 新しいディスクを取り付けているところ写真19はキャリパーサポートを取り付けたところである。
写真19 キャリパーサポートを取り付けたところキャリパー等をもとに戻し、タイヤを取り付けてウマから降ろせば作業完了だ。ブレーキディスク交換後の写真を写真20に示す。
写真20 ブレーキディスク交換後う〜ん、ドリルド・スリットはカッコイイ! 以前、DD2号(E63)にドリルド・スリットのディスクを取り付けたときには、ブレーキコントロールがしやすくなった。今回はどうだろう。まずはしばらく走ってアタリをつけてみるか。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。