2024年8月3日(土)

DD3号(F25) フロントブレーキのチェック − ちょっと甘い?

DD3号のブレーキはそれなりに効くのだが、ちょっと甘めのような気がする。どう説明していいかわからないが、例えばDD2号だと一定の減速度(負の加速度)で止まろうとすると、ブレーキペダルの踏力は一定でいい。しかし、DD3号はよく昔の国産車にあるように、一定の減速度(負の加速度)で止まるためには、踏力を徐々に増していかなくてはいけない。これって、ブレーキングのコントロールが難しいんだよな・・・。DD3号のブレーキは大丈夫か?

そこで、まずDD3号のフロント側のディスクブレーキをチェックしてみることにした。まずは、写真1のように前側をジャッキアップしてウマをかけフロントタイヤを外す。


写真1 フロントタイヤを外したところ

ローターが結構削れてるなぁ。写真2のようにしてノギスでローターの厚さを測る。


写真2 厚さを測っているところ

左側のローターの厚さは、写真3のように26.0mmだ。


写真3 26.0mm

フロント側のローターの厚さは新品時の厚さが28.0mmで、摩耗限界は26.4mmだ。26.0mmということは交換しないといけないようだ。一方、ブレーキパッドは写真4のように、まだまだ残っている。


写真4 ブレーキパッドの厚み

右側のローターも厚さを測ってみると、写真5のように26.3mmぐらいしかない。こちらも要交換だな。


写真5 右側のローター

さて、ローターは交換するとして、ブレーキパッドはまだ大丈夫なようだ。でも、このブレーキパッドはどこのメーカーのものを使っているんだろう。ちょっと外してみてみるか? まずは、写真6のようにしてマイナスドライバーを使ってクリップを外す。


写真6 クリップを外しているところ

ドライバーを左に倒していくと、写真7のようにクリップを外すことができる。


写真7 クリップを外したところ

そして次に、キャリパーの裏側からガイドボルトを外す。そのために、写真8のように2本のガイドボルトのキャップを外す。


写真8 ガイドボイルとのキャップを外したところ

そして、ガイドボルトを外すのだが、DD3号(F25)のガイドボルトの頭は7mmの六角ではなく8mmの六角になっているようだ。DD号(E34)やDD2号(E63)では7mmだったのに、7mmの六角では空回りしてしまう。幸い、8mmの六角のソケットを持っていたので、写真9のようにガイドボルトを外すことができた。


写真9 ガイドボルトを緩めているところ

ガイドボルトが取れたら、ピストンを少し戻してからキャリパーを外し、ブレーキパッドを取り出す。写真10に取り出したブレーキパッドを示す。


写真10 取り出したブレーキパッド

ブレーキパッドの裏を掃除してよく見ると、写真11のように何やら書いてある。


写真11 写真11 ブレーキパッドの裏

よく見てみると、Metelligroup Hybrixx ・・・と書いてある。調べてみると、Metelliはイタリアの自動車部品メーカーのようだがレビューは少ない。う〜ん、ブレーキパッドのほうは、このまま使うのかどうか迷うところだなぁ・・・



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