2024年5月25日(土)

DD2号 シフトノブパネルのリフレッシュ − 塗装

以前に、運転席側のパワーウィンドウスイッチパネルに目立つ傷があって、塗装し直してリフレッシュしたことを報告したが、同様にシフトノブのパネルにも傷が目立つようになってきた。どうも内装の艶消し黒のプラスチック部分は塗装してあり、その塗装が劣化してくると柔らかくなって傷が付きやすくなるようだ。そこで、運転席パワーウィンドウスイッチパネルと同様に塗装し直してみることにした。

まずは、写真1のように木目部分をテープで養生してから内装剥がしでシフトノブパネルを外す。


写真1 シフトノブパネルを外しているところ

このパネルは爪で止まっているだけなので、簡単に外すことができる。写真2に爪を外したシフトノブパネルを示す。


写真2 爪を外したシフトノブパネル

そして、写真3のようにシフトノブのブーツ部分を上に外す。ここも爪で止まっているだけだ。下から指を入れてブーツの枠部分を上に押し上げればいい。


写真3 ブーツを外したところ

シフトノブパネルを外すために、写真4のようにパネルをブーツの上に出す。


写真4 パネルをブーツの上に出したところ

パネルに付いている「SPORT」と書かれたスポーツ走行モードのボタンも外しておこう。これは、写真5の赤矢印の部分を両側から押すと外すことができる。


写真5 「SPORT」ボタンスイッチ

ここまで外せたら、写真6のようにシフトノブパネルが完全にフリーになる。


写真6 シフトノブパネルを外したところ

このパネルをよく見ると、写真7のように表面に目立つ傷がある。


写真7 シフトノブパネルの傷

このパネルの黒色の部分を塗装するのだが、プラスチックのメッキの枠が付いているので、先にこれを外しておこう。パネルの裏側を見ると、メッキの枠は写真8のようにいくつかの爪で止まっている。


写真8 シフトノブパネルを裏から見たところ

写真9の赤矢印で示す方向に爪を押すと外れるはずだ。


写真9 メッキの枠を固定している爪

このツメは固くなかなか外れないので、写真10のように小さなマイナスドライバーやギターのピックを使ってなんとかメッキの枠を外した。


写真10 メッキの枠を外したところ

あとはこれを塗装するだけだ。まずは写真11のように古い塗装をサンドペーパーで剥がす。


写真11 サンドペーパーで塗装を剥がしているところ

はじめに180番のサンドペーパーで塗装を完全に剥がし、その後、320番、600番のサンドペーパーでペーパー目を消していく。塗装を剥がしてペーパー目を消したらアルコールで脱脂し、写真12のように艶消し黒のスプレーで塗装する。


写真12 艶消し黒のスプレーで塗装しているところ

塗装後は写真13のように完全に傷が消えているのが分かるだろう。いつものように艶消し黒の塗装だけは完璧だ!


写真13 塗装後のパネル表面

最後に塗装したパネルを元に戻せば作業完了だ。写真14に塗装後のシフトノブパネルを示す。


写真14 塗装後のシフトノブパネル

内装の傷は運転するたびに見えるところにあるので気になるが、少なくともシフトノブのパネルの傷については気にならなくなった。



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