2023年8月5日(土)
DD2号 ワイパーアームとカウルカバーの塗装 − 艶消し黒で
新車と古い車の印象の違いは、塗装面の汚れの他に、色のコントラストが大きい。すなわち、白い部分は真っ白で、黒い部分は真っ黒だとコントラストがハッキリして車が美しく見える。新車から15年目のDD2号は、プラスチックの黒い部分が白っぽく変色しており、あまり綺麗には見えない。そこで、今回は白っぽくなっているワイパーアームやカウルカバー(カウルトップカバー、ワイパーカウル)を艶消し黒のスプレーで塗装してみることにした。艶消し黒の塗装は、例えばこのレポートで報告しており、DDでも簡単に塗装できる。
さて、まずは写真1のようにボンネットを開け、エアコンフィルタボックスやトレイを取り外す。
写真1 ボンネットを外したところ写真2に取り外したところを示す。
写真2 取り外したところ続いて、ワイパー付け根のカバー、ワイパーアーム、カウルカバーも外す。このあたりの手順は、このレポートやこのレポートを参照のこと。写真3に外したカウルカバーを示す。
写真3 外したカウルカバーそして、ワイパー付け根のカバー、ワイパーアーム、カウルカバーを塗装するため、写真4のように適当な間隔を開けて新聞紙の上に載せる。
写真4 新聞紙の上に載せたところ塗装の前に完璧に脱脂しておこう。写真5のようにイソプロピルアルコール(IPA)と毛羽立ちにくいペーパータオルで塗装する部品を丁寧に拭いていく。
写真5 イソプロピルアルコール(IPA)と毛羽立ちにくいペーパータオル今回は、写真6のような「高耐久」を謳う艶消し黒のスプレーを用意した。価格は844円(送料込み)であった。さすが「高耐久」だけあって高いな。
写真6 高耐久ラッカースプレーまずは、写真7のように部品の横側のような塗りにくいところから塗っていく。
写真7 部品の横側を塗っているところそして、上側も同様に塗っていく。艶消し黒は艶を出す必要がないので厚塗りする必要がない。10分程度の間隔を開けて薄く何度も塗ればいい。写真8〜12に艶消し黒を塗った部品を示す。
写真8 右ワイバー付け根のカバー
写真9 左ワイパー付け根のカバー
写真10 左ワイパーアーム
写真11 カウルカバー
写真12 塗装した部品これでしばらく乾燥させた後、外した部品を取り付けていく。ただし、ワイパーアームを取り付けるときは、写真13のようにカウルカバーの端からの距離を測りながら取り付けよう。
写真13 ワイパーアームを取り付けているところちなみに、右側のワイパーアームの位置はカウルカバーから69±3mm、左側のワイパーアームは87±3mmの位置に取り付ける。
このようにして塗装した部品を取り付けたところを写真14、15に示す。
写真14 塗装後(1)
写真15 塗装後(2)ワイパーアームやワイパー付け根のカバーはよく見える位置にあるので、塗装後は綺麗になっているのがよくわかるが、カウルカバーは上端しか見えないので、塗らなくても良かったかもしれない。まぁ、「見えない所のおしゃれ」ということで。。。
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