2023年7月29日(土)

DD2号 タイヤローテーション − はじめて?

3年近く前にホイールを交換しそのときにタイヤも新品にしたのだが、それ以来、一度もタイヤローテーションをしていないことに気づいた。DD2号はリアドライブなので、後輪のタイヤの方がはやく摩耗する。幸い、DD2号のタイヤは前後共に同じサイズにしているので、前後でタイヤローテーションすることができる。ただし、回転方向のあるタイヤを使っているので、前後左右の4輪を入れ替えてローテーションすることはできない。そのため、左右別々に前後のタイヤを入れ替えることにする。まずは、写真1のようにローテーションしない側の前輪に輪留めをかける。


写真1 輪留めをかけたところ

そして、反対側の前後のホイールボルトを緩めたのち、ジャッキアップポイントにジャッキをかけて、写真2のように左右のジャッキで車体を均等に少しずつ持ち上げて前後のタイヤを浮かせる。


写真2 ジャッキで持ち上げたところ

その後、写真3のように前後のタイヤを外す。


写真3 前後のタイヤを外したところ

後ろのタイヤの溝の深さを測ってみると、写真4のように5.5mm ぐらいだ。まだ交換しなくても大丈夫だな。


写真4 後ろタイヤの溝の深さ

一方、前のタイヤの溝の深さを測ってみると、写真5のように7mm ぐらいだ。こちらも余裕だな。


写真5 前タイヤの溝の深さ

さて、この前後のホイールを交換して取り付けよう。前側のホイールを取り付けるときには、前ホイールが回ってしまって取り付けにくい。そこで、写真6のような「色男棒」を使ってホイールを取り付ける。


写真6 色男棒

この色男棒を写真7のようにホイールボルトの穴にねじ込む。


写真7 色男棒を取り付けたところ

こうしておくと、色男棒にホイールボルトの穴を通すようにホイールを取り付ければ、写真8のように簡単にホイールの穴とハブのホイールボルトの穴を合わせて取り付けることができる。


写真8 ホイール取り付けたろこと

その後、ホイールボルトを入れて写真9のようにトルクレンチを使って120Nmのトルクで締め付ける。


写真9 トルクレンチで締め付けているところ

この作業を左右ともにすればいい。タイヤローテーション後のDD2号を写真10に示す。


写真10 タイヤローテーション後のDD2号

現在の走行距離: 131,000km  15万キロぐらい走ったらもう一度タイヤローテーションしよう。



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