2022年5月14日(土)

DD2号 フロントガラス交換 − その3

購入した中古のフロントガラスを綺麗に掃除して取り付ける準備ができたので、次はDD2号のフロントガラスを外す準備だ。ちなみに、ガラス交換作業自体はすでに終わっているのだが、撮影した写真の枚数が多いためレポートを分割して掲載している。ご容赦いただきたい。決して、記事を小出しにしているわけではない(嘘)。

ガラスを外す前に、ガラス内側に付いているドライブレコーダーやルームミラー等を外しておこう。と、その前に、写真1のようにバッテリーのマイナス端子を外しておく。


写真1 マイナス端子を外したところ

まずは、写真2のドライブレコーダーだ。


写真2 ドライブレコーダー

これは、スマホのディスプレイに貼るようなフィルムでガラスに付いているので、写真3のように簡単に外すことができる。


写真3 外したドライブレコーダー

次はルームミラーだ。写真4のようにルームミラーの土台の部分のプラスチックカバーを下側から二つに分割するようにして左右に外す。


写真4 台座カバーを外しているところ

台座カバーは写真5のように左右二つに分割して外せる。


写真5 外れた台座カバー

この台座カバーは、右側の台座カバーに写真6のような爪がついており、これで左右の台座カバーが固定されている。


写真6 台座カバーの爪

次に、ルームミラーを外すために、写真7にある二つのコネクタを外す。


写真7 ルームミラーのコネクタ

写真8のようにコネクタが外れたら、ルームミラーの付け根のところを反時計回りに45度回転させる。


写真8 コネクタを外したところ

すると、写真9のようにルームミラーを外すことができる。


写真9 ルームミラーを外したところ

ついでに、写真10に示すレインセンサーのコネクタも外しておく。コネクタは二つある。


写真10 レインセンサーのコネクタ

さて、次は写真11に示すAピラーのカバーだ。


写真11 Aピラーのカバー

Aピラーのカバーを外すには、写真12のように「AIRBAG」と書いてあるプラスチックのプレートを外すとトルクスT-20のネジが見えるので、これを外す。


写真12 ネジを外しているところ

ネジを外せば、写真13のようにAピラーのカバーを外すことができる。


写真13 Aピラーのカバーを外したところ

ええっと、次はVICSアンテナの配線か。そのコネクタを外すために、写真14の室内灯のパネルを外す。


写真14 室内灯のパネル

このパネルは爪で固定されているだけだ。これを外すと、写真15のようにVICSアンテナの配線が見える。


写真15 VICSアンテナの配線

配線途中にあるテープを剥がしてみると、写真16のようにコネクタが出てくる。


写真16 VICSアンテナのコネクタ

これを写真17のように外しておく。


写真17 コネクタを外したところ

さて、フロントガラス内側はこれでOKだ。一方、外側については、ワイパーアームとカウルトップカバーを外さないといけない。このような作業をするときはボンネットが邪魔になるので、ボンネットをサービスポジションという、通常よりも高く開いた位置に固定して作業するらしい。ただ、DDはボンネットをサービスポジションに固定するSSTを持っていないので、ここは気持ちよくボンネットを外すことにした。その方がガラスの付け外しも簡単だし。

というわけで、まずは、写真18のようにエアコンフィルタボックスやトレイ等を外す。


写真18 エアコンフィルタボックス等を外したところ

そして、ボンネットを外すために、ウォッシャー液のホースをボンネットから外す。写真19の位置でボンネットに固定されているので、それを内装剥がしで外す。


写真19 ウォッシャー液ホースの固定

次に、写真20のように、左右にあるウォッシャーノズルヒーターのコネクタを外す。


写真20 ウォッシャーノズルヒーターのコネクタ

そして、写真21のように、左右にあるウォッシャー液ホースを外す。


写真21 ウォッシャー液ホースを外したところ

すると、写真22のように、ウォッシャー液ホースをボンネットから分離することができる。


写真22 ボンネットから分離したウォッシャー液ホース

ボンネットは左右にダンパーが付いている。写真23のように、左右ダンパーの上側を外す。ただし、このダンパーを外すとボンネットが落ちてくるので、だれかに支えておいてもらおう。


写真23 ボンネットダンパーの上側を外しているところ

そして、写真24のように左右にあるボンネット固定ボルトを外すと、ボンネットを取り外すことができる。


写真24 固定ボルト

DD2号のボンネットがアルミでできているとはいえ、かなりの大きさがあるので一人ではボンネットを持つことはできない。誰かに手伝ってもらおう。こうして外したボンネットを写真25に示す。


写真25 外したボンネット

さて、次はワイパーを外して、カウルトップカバーを外す。まずは、写真26のように左側のワイパーアームの付け根にあるカバーを外す。


写真26 ワイパー付け根のカバー

これはクリップで固定されているだけだ。次に、写真27の赤矢印で示す16mmのボルトを外す。


写真27 左ワイパー付け根のボルト

すると、写真28のように左ワイパーが外れる。


写真28 外した左ワイパー

ワイパーを外すと、写真29のような調整ディスクが見える。


写真29 調整ディスク

下にあるカウルトップカバーを外さないといけないので、この調整ディスクを外さないといけない。しかし、この調整ディスクの穴はテーパー状になっているため、手で引き抜いても外れない。そこで、写真30のようにギアプーラーを使って調整ディスクを引き抜く。


写真30 調整ディスクを引き抜いているところ

引き抜いた調整ディスクを写真31に示す。


写真31 引き抜いた調整ディスク

次に、写真32に示す、右側のワイパーの付け根にあるカバーを外す。


写真32 右ワイパーの付け根にあるカバー

こちらもクリップで固定されているだけだ。カバーを外すと、写真33の赤矢印で示すボルトキャップが見えるので、これを外す。


写真33 ボルトキャップ

ボルトキャップは上に引き抜くだけだ。そして、写真34に示す2つのナットを外す。たしか、13mmと16mmだったと思う。


写真34 ワイパー固定ボルト

写真34の左側のボルトを外すとアームが外れるのだが、右側のボルトを外してもアームの付け根がテーパー状になっているため外れない。そこで、こちらも写真35のようにギアプーラーを使ってアームを外す。


写真35 ギアプーラーを使ってアームを外しているところ

写真36に外した右側のワイパーを示す。


写真36 右ワイパーアーム

さて、次はカウルトップカバーだ。まず、写真37の緑矢印の位置にある2つのプラスチックピンを引き抜く。次に赤矢印にあるクリップのロックを外していく。


写真37 カウルトップカバー

クリップのロックの外し方だが、写真38のように六角レンチが入る穴がある。


写真38 六角レンチが入る穴

この△印が合っているときはロックされている。ここに、写真39のように六角レンチを入れて反時計回りに90°回転させるとロックが外れる。


写真39 ロックを外しているところ

このようにして、8か所あるロックを外す。最後に、写真40のようにカウルトップカバー両端にある固定キャップを外す。


写真40 カウルトップカバーの固定キャップ

これはスライドさせれは外すことができる。外した固定キャップを写真41に示す。


写真41 外した固定キャップ

このキャップは勝手に外れやすく、また購入すると意外と高いので、このレポートのようにビニールテープ等でなくならないように貼り付けておこう。左右の固定キャプを外すと、写真42のようにカウルトップカバーを外すことができる。


写真42 外したカウルトップカバー

さて、これでフロントガラスを外す準備ができた。次はフロントガラスを外して、接着剤を丁寧に剥がして、入れ替えるガラスを用意して、・・・・。まだ先は長いな・・・。



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