2023年7月22日(土)

DD2号 エンジンルームドレインホールの掃除 − 梅雨の後に

やっと梅雨が明けて暑い夏がやってきた。梅雨の間は雨の中を走行することも多かったので、室内への雨漏りの原因となるエンジンルームのドレインホールの詰まりを掃除しておこう。以前、このドレインホールが詰まって、運転席の床が水浸しになったことがあったからだ。

まずは写真1のようにボンネットを開ける。


写真1 ボンネットを開けたところ

そして、このレポートを参考に、写真2のようにエアコンフィルタのトレイを外す。


写真2 エアコンフィルタトレイを外したところ

写真2の赤矢印のところを覗き込むと、写真3のようにドレインホールが見えるはずだ。


写真3 ドレインホール

上から見た感じでは特に詰まってなさそうだが、念のためにSSTで掃除しておこう。SST作成のため、写真4のペンチと針金を用意した。


写真4 ペンチと針金

これを使って、写真5のようなドレインホール掃除用SSTを作成した。


写真5 ドレインホール掃除用SST

見た目は単に針金を無造作に折りたたんだように見えるかもしれないが、先端部分の形状や曲げ角度が緻密に計算されている(嘘)。このSSTを使って、写真6のようにドレインホールを掃除していく。


写真6 ドレインホールを掃除しているところ

掃除後は詰まっていないかどうかを確かめるために、写真7のように如雨露で水を入れてみた。


写真7 水を入れているところ

結構多量の水を入れても、写真8のようにドレインホールから流れ出していく。詰まっていないようだ。


写真8 ドレインホールから水が流れ出しているところ

これでしばらく大丈夫だろう。

そもそもこのドレインホールが詰まるのは、エアコンフィルタトレイ等に溜まった土や埃が雨でドレインホールに流れ出していくからだ。取り外したエアコンフィルタトレイを見てみると、写真9のように若干汚れている。


写真9 エアコンフィルタトレイ

そこで、写真10のようにエアコンフィルタトレイを洗剤で綺麗に洗っておいた。


写真10 エアコンフィルタトレイを洗っているところ

後はエアコンフィルタトレイを乾かしてから元に戻せばいい。ドレインホールが詰まって雨が室内に入り込むと、カーペット等を乾かさないといけなくなるし、知らずにおいておくとカビも発生してしまうだろう。ドレインホールの掃除は定期的にやっておいたほうが良さそうだ。



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