2022年5月7日(土)

DD2号 フロントガラス交換 − その2

DD2号のフロントガラスを交換するにあたり、まずは購入した中古のフロントガラスから接着剤等を取り除いて綺麗にしておこう。その作業のために室内にプチプチを敷き詰めるとともに、この時に使った写真1の木片を用意した。


写真1 用意した木片

写真2のように、この木片にプチプチを巻き付ける。


写真2 プチプチを巻き付けた木片

フロントガラスは湾曲しているので、写真3のようにプチプチを巻いた木片をガラスの下に差し込み、接着剤を剥がしているときにガラスに変なテンションがかかってガラスを割ってしまわないようにするためだ。


写真3 木片を敷いたところ

さて、準備ができたら接着剤を剥がす前に点検ステッカーや車検標章等を剥がしていこう。用意したのは、写真4のスクレイパーだ。これは、サイドガラスからフィルムを剥がすときに使ったやつだ。


写真4 スクレイパー

まずは、点検ステッカーを剥がしてみよう。ガラス面の滑りをよくするために、写真5のように薄い洗剤水をスプレーする。


写真5 洗剤水をスプレーしているところ

そして、写真6のようにスクレイパーでステッカーを丁寧にはがす。


写真6 点検ステッカーを剥がしているところ

同様に、写真7のように検査標章も剥がす。


写真7 検査標章を剥がしているところ

他にも少し見にくいが、写真8のようにドライブレコーダーを固定していたと思われる両面テープの跡が残っているので、それも剥がす。


写真8 両面テープの跡

残るはガラス周囲の接着剤だ。うまく剥がすことができるだろうか? まずは、他のシール類と同様に、写真9のように洗剤水をスプレーする。


写真9 スプレーしているところ

そして、スクレイパーで写真10のように接着剤を剥がしていく。


写真10 接着剤を剥がしているところ

接着剤はゴムのような感じだが、スクレイパーで剥がすと写真11のように綺麗に剥がすことができる。ガラスにもほとんど残らない。


写真11 剥がした接着剤

ちょっと気持ちいいぐらいに簡単に剥がせる。このようにして、写真12のようにぐるっとガラス一周分の接着剤を剥がした。


写真12 剥がした接着剤

接着剤はうまく剥がせたが、ガラス周囲には写真13のようにブチルゴムが残っている。


写真13 残っているブチルゴム

写真14のように、このブチルコムも丁寧に取っていく。


写真14 ガラス側面のブチルゴムを取っているところ

ブチルゴムは接着剤のようにきれいに取れないので、写真15のようにウェスとスクレイパーをうまく使って剥がしていく。


写真15 ブチルゴムを取っているところ

ブチルゴムはどうしても残ってしまうので、写真16のようにイソプロピルアルコール(IPA)を用意した。IPAってなんかビールみたい(India Pale Ale)。


写真16 IPA

写真17のようにウェスにIPAをしみこませる。


写真17 IPAを付けているところ

そして、写真18のようにガラスに残っているブチルゴムを取っていく。


写真18 ブチルゴムを取っているところ

IPAで拭くと、写真19のように綺麗にブチルゴムが取れる。


写真19 ブチルゴムを取ったところ

フロントガラスを取り付けるときだが、ガラスの上側と左右側についてはガラス端ぐらいに接着剤を塗布すればいい。一方、下側についてはガラス端から少し内側に接着剤を塗布することになる。そこで、写真20のようにマスキングテープを使って、写真20のように接着剤が付いていた場所に目印を付けておいた。接着剤を塗布するときには、このマスキングテープに沿って接着剤を付けていけばいい。


写真20 接着剤の位置を示すマスキングテープ

購入したフロントガラスには、写真21のようにVICSのアンテナが付いているのだが、その配線が途中で切断されている。


写真21 VICSアンテナの配線

配線をよく見ると途中でテープが巻かれているので、写真22のようにそれを剥がしてみる。


写真22 テープを剥がしているところ

するとコネクタが出てきたので、写真23のようにコネクタを抜いておいた。


写真23 コネクタを抜いたところ

ガラスを付けるときは、このコネクタを差してテープで巻いておけばいいので簡単だ。これで購入したガラス側の準備はできたかな。

次は、DD2号のフロントガラスの取り外しだ。いや、ガラスを外す前にワイパー等やバックミラー等を外していろいろと準備しないといけない。う〜ん、なかなかのメンドクサさだ・・・。



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