2021年11月27日(土)

DD2号 運転席側ウィンドウの調整 − エラー対策

先日、ソフトクローズドアユニットの取付のために運転席側ウィンドウを外したのだが、取り付け時にうまく位置を調整できていなかった。そのため、たまに写真1のようなエラーが出ることがある。


写真1 パワーウィンドウエラー

一見、写真2のようにウィンドウは問題なく閉まっている。


写真2 運転席側ウィンドウ

しかし、ウィンドウを全閉にしたとき、写真3のようにウィンドウとBピラー(?)の間には12mm程度の隙間がある。


写真3 運転席側の隙間

一方、エラーが出ない助手席側のウィンドウを見てみると、写真4のように6mm程度しかない。


写真4 助手席側の隙間

運転席側の隙間ももう少し狭くするように調整すればエラーは出なくなるだろう。調整はそれほど難しくない。まずは、写真5のようにウィンドウの高さが350mmになるようにウィンドウを開ける。


写真5 ウィンドウの高さを350mmにしたところ

そして、写真6のように運転席側の内張りを外す。


写真6 内張りを外したところ

写真7のようにインシュレータを剥がすと、赤矢印のところにガラスを固定するトルクスボルトが見える。


写真7 ガラスを固定するボルト

このボルトを緩めて、写真8のようにガラスを5〜6mmぐらい後ろ側にスライドさせる。


写真8 ガラスを後ろ側に調整しているところ

その後、ボルトを締めて、内張り等を元に戻せばいい。ちなみに、ウィンドウ固定ボルトの締め付けトルクは6Nmだ。締め付けすぎてガラスを割らないように注意しよう。調整後の運転席側ウィンドウの隙間を写真9に示す。


写真9 調整後の運転席側ウィンドウの隙間

これでエラーが出ないかどうか、しばらく様子を見てみよう。



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