2019年2月9日(土)
DD2号 トランクの開閉 − トランクダンパー
結局、ドランクの内張りを調整しても、トランクを開けるときに引っ掛かるのが直っていなかった。トランクを閉めた直後なら引っ掛からずに開くが、1〜2日トランクを閉めたままにしてから開けると引っ掛かる。例えばリモコンでトランクを開けると、「ガコッ」という音とともに、写真1のように少しだけトランクが開いて引っ掛かる。
写真1 引っ掛かったトラックやっぱりトランクダンパーが原因だろうか? トランクダンパーはこのときに新しいものに交換しているので、反発力は問題ないはずだ。とりあえず、トランク左右の内張りを外してトランクダンパーを見てみよう。まずは、写真2のフック(タイダウンリング)を外す。
写真2 フックの位置これを外すには、黒いプラスチックカバーを取った後、写真3のようにT-40のトルクスでボルトを外せばいい。
写真3 フックを外しているところその後、写真4のように、トランクルームマットとカーペットを外す。
写真4 トランクルームマットとカーペットを外したところ左右のトランク内張りを外す前に、写真5の赤矢印で示すネジを外して、トランクルームシルカバーを外す。
写真5 トランクルームシルカバーを外すネジこのあたりの作業は、このレポートに詳しい。写真6にトランクルームシルカバーを外したところを示す。
写真6 トランクルームシルカバーを外したところいよいよトランク左右の内張りを外すのだが、まずは写真7の赤矢印で示した大きなプラスチックネジを外す。
写真7 大きなプラスチックネジそして、写真8のように、トランク左右の天井側にある2つのプラスチックのリベットを内装外しで外す。
写真8 リベットの位置これらのプラスチックネジやリベットを外せば、トランク左右の内張りを外すことができる。写真9に左側の内張りを外したところを示す。
写真9 左側の内張りを外したところトランク右側の内張りには、写真10のような緑色のプラスチックの丸いレバーが付いている。
写真10 緑のレバーおそらく、これはフューエルリッドがロックされたままになったときに開けるためのレバーであろう。このレバーは、写真11のように丸い部分だけ外すことができる。
写真11 先を外したところこれを外すと、右側の内張りを外すことができる。さて、左右両方の内張りを外せば、左右の奥に1本ずつトランクダンパーが見えるはずだ。写真12は左側のものだ。
写真12 左側のトランクダンパー特に動きがおかしなところはないのだが、念のためにバンパーの端の取り付け部分に、写真13のようにCRC5-56を吹いておいた。
写真13 CRC5-56を吹いているところまた、ダンパーのシャフト部分には、写真14のシリコングリスを付けておこう。
写真14 シリコングリスこれを写真15のように、ダンパーのシャフトに塗る。
写真15 シリコングリスを塗っているところあとは左右のトランク内張りを元に戻せば作業完了だ。これでしばらく様子を見てみよう。
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