2018年5月12日(土)
DD2号 エンジンオイルの交換 − 再びSEAHORSE
前回のオイル交換 から5,000km近く走ったので、オイル交換することにした。写真1のように、現在の走行距離は約92,000kmだ。
写真1 走行距離CCCのディスプレイで次回のエンジンオイル交換までの距離数を見てみると、写真2のように14,000kmと表示される。
写真2 オイル交換までの距離数すなわち、あと14,000km走ったらオイルを交換しなさいということだ。まだオイル交換しなくていいということだが、BMWのLongLife-04の規格を満たしているとはいえ、格安のオイルを使っているため、早い目に交換することにする。
E63 N52Kエンジンのオイル交換は下抜き方式だ。そのため、まず写真3のようにジャッキアップしてウマをかける。
写真3 ジャッキアップしたところ前側をジャッキアップするときは、念のため写真4のように後輪に輪留めをしておこう。
写真4 後輪の輪留めジャッキアップして下から車体を見ると、写真5のようなオイル交換のためのサービスホールが見える。
写真5 サービスホールこのサービスホールは3か所のネジを外すと開けることができる。写真6に、8mmのソケットレンチでネジを外しているところを示す。
写真6 ネジを外しているところサービスホールの蓋が外れたら、写真7のようにドレインボルトが見えるはずだ。
写真7 ドレインボルトこのボルトを14mmのレンチで外すと、エンジンオイルが排出される。ボルトを外す前に、写真8のようにオイル受けを置いておこう。
写真8 オイルを抜いているところ今回のオイル交換では、オイルフィルタも一緒に交換する。そのため、下からオイルを抜いている間にオイルフィルタを交換しておく。写真9のようにオイルフィルタレンチを使って、フィルタケースの蓋を開け、オイルフィルタを抜き出す。
写真9 フィルタケースの蓋を開けているところ写真10に外したオイルフィルタと新品のオイルフィルタとの比較を示す。価格は432円(送料込み)であった。
写真10 オイルフィルタの新旧比較新しいオイルフィルタには、新しいドレインボルトのパッキンとオイルフィルタケースのOリングが付属しているので、これらも新しいものに交換しておく。Oリングは、写真11のようにオイルフィルタケースの蓋に付いているので、ピックツールで外して新しいものに交換しておく。
写真11 古いOリングを外しているところ新しいOリングを取り付けるときには、Oリングにエンジンオイルを塗っておこう。写真12にフィルタケースの蓋にセットした新しいOリングとオイルフィルタを示す。
写真12 新しいオイルフィルタ(右)この状態で新しいオイルフィルタをケースにセットし、写真13のようにフィルタレンチで締め付ける。締め付けトルクは25+5Nmだ。
写真13 トルクレンチで締め付けているところさて、そうこうしているうちにエンジンオイルが抜けているはずだ。写真14に抜けたオイルを2リットルのペットボトルに入れたところを示す。ピッタリ6リットル抜けたようだ。
写真14 抜けたオイルトレインボルトを取り付けて、写真16のように新しいオイルを入れる。前回は少し多めだったので、今回はまず5.6リットルほど入れた、
写真15 新しいオイルを入れているところ今回入れたオイルもSEAHORSE Syn GLOUD 5W-40だ。これは格安ではあるが、一応、全化学合成油でBMW LongLife-04の規格を満たしているようだ。
オイルを入れたら、車をジャッキから降ろし、エンジンをかけてエンジンオイルの量を測定する。エンジンをかけた直後は、写真16のようにオイル量が測れない。
写真16 エンジン始動直後その後、しばらくエンジンをかけたままにしておくと、写真17のようにオイル量が表示されるようになる。今回は5.6リットルしか入れていないので少ないかなと思ったのだが、MAXまで入っているようだ。ホンマか?
写真17 しばらくしてから測ったところ最後にオイルインスペクションをリセットすれば、写真18のように次回のオイル交換までの走行距離が25,000kmにリセットされる。
写真18 リセットしたオイルインスペクションこれで作業完了だ。オイル量が心配なので、一晩おいて再びオイル量を測ってみると、写真19のようにMINとMAXの中間ぐらいを示している。まぁ、これぐらいでいいだろう。
写真19 一晩おいた後のオイル量次回のオイル交換は、また5,000kmぐらい走った頃かな? このオイルは安いので気軽にオイル交換することができる。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。