2014年11月8日(土)
LKM不良 − 寒いときにBRAKE LIGHT警告
最近少し寒くなってきたが、寒いときに運転してブレーキを踏むと、写真1のように「BRAKE LIGHT」の警告が出るようになってきた。ともパパさんのLKMも同様の現象が出るらしい。DD号だけの症状ではないようだ。ちなみに、もっと寒くなってくると「TAIL LIGHT」の警告も出るようになってくる。
写真1 BRAKE LIGHT警告この警告はLKMを交換すると完治するので、おそらくLKMの不良が原因と考えられる。寒いときにしか症状が出ないので、ちょっと厄介だ。いずれにしても、まずはLKMをチェックしてみよう。LKMはエンジンルーム内の写真2の位置にある。
写真2 LKMの場所LKMは手で引き抜けば車体から取り出すことができる。少し固いときは、左右に軽くゆするようにしてやると抜けてくるだろう。写真3に引き抜いたLKMを示す。
写真3 引き抜いたLKMこのLKMは部品番号の末尾が375だから、チェック機能が少ないバージョンのものだ。いわゆる「LKM-B」のタイプである。プラスチックの筐体を開けて中の基板を取り出したところを写真4に示す。
写真4 LKMの基板DD号はロービームをHIDに交換し、ナンバー灯をLEDにしているので、これらの警告を消すために2か所にジャンパー線を付けている。この基板のハンダ面をよく見てみたが、特にハンダクラック等はないようだ。どこがおかしいのだろうか?
一般に気温が寒いときには金属の抵抗値が下がる。このLKMは基板上に作成したシャント抵抗を基準として電球の抵抗を測っているようなものだが、シャント抵抗・電球の抵抗・配線の抵抗等は気温が下がると小さくなる。そのあたりと何か関係しているのだろうか?
このLKMについては、少し追跡調査してみよう。
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