2014年10月30日(木)
エアロラック洗車 − スプレーで
先日、「エアロラック施工 − カーラック68の次は」にて、エアロラックというカーコーティング剤を施工したことを報告したが、普段の洗車ではこんな面倒なことはしていない。それでも、コーティングの膜は維持できている。今回はその洗車方法を報告しよう。まぁ、boven7さんがこんな記事を掲載しているぐらいだから、洗車ネタもダイジョーブ!!
まずは、普通の洗車の時と同様に、バケツに洗剤液を作る。食器洗い用の洗剤をバケツに入れて、写真1のように水を入れるといい具合に泡が立つ。
写真1 洗剤液を作っているところそして、写真2のように、車に水をかけて大きめの埃を落とす。
写真2 車に水をかけているところその後、写真3のように洗剤液をつけた大きめのスポンジで軽くボディを拭いていく。
写真3 洗剤液をつけたスポンジで洗っているところ秋になって涼しくなってきたので、洗車も楽にできる。ボディが熱い場合には、洗剤液が乾かないように早めに水で洗剤液を洗い流さないといけない。そのため、ボディ全体を何か所に分けて洗剤液で洗っていくことになる。これが意外と面倒だ。今回は、十分に涼しいので、洗剤液で一気に洗ってから写真4のようにして洗い流した。
写真4 泡を流しているところここまでは、通常の洗車と同じだ。ここで用意するのが写真5のようなスプレーボトルである。
写真5 スプレーボトルこのスプレーボトルには、エアロラックを50倍ぐらいに水で薄めたものが入っている。このボトルの中には400mlぐらい薄めた液体が入っているので、入れたエアロラックは8ml程度である。これで、4〜5回のスプレー洗車が可能だ。
この薄めた液体を写真6のようにしてスプレーで車体にかける。
写真6 車体にスプレーしているところその後、写真7のように、すぐにスポンジで延ばす。
写真7 スポンジで延ばしているところDDは左手にスプレー、右手にスポンジを持って手早く塗っている。ガラス面にも塗っておくと強力な撥水作用があり、油膜も付かないのでいい感じだ。外装のプラスチック部品も気にせずどんどん塗っている。これまで10年ほどカーラックを使ってきたが、ガラスやプラスチック部品に塗っても何ら問題ない。
さて、ボディ全体に塗り終わったら、写真8のようにして再び水をかける。
写真8 再び水をかけているところそして、最後に写真9のようにして水を拭き取ればスプレー洗車完了だ。
写真9 水を拭き取っているところ洗車後は写真10のように明るい目の艶のあるボディとなるはずだ。
写真10 洗車後のDD号以前は、洗剤の代わりにカーラックを入れた液をバケツに作って洗っていたが、それだと1回の洗車に10〜20mlぐらい使ってしまう。このスプレー洗車の方法では、1回あたり2〜3mlぐらいしか使わないので、非常に経済的だ。今回は1000mlのボトルを買ったので、300回以上洗車可能!?
ただし、この洗車は、少なくとも2か月に1回(できれば1か月に1回)ぐらいの頻度でしなければコーティング膜が切れてしまう。そうなると、また原液を使って施工しなければならない。ちなみに、DDは前回のレポートで原液を使って施工したが、それ以前に原液で施工したのは5年以上前だと思う。
このスプレー洗車は非常に簡単で、通常の洗車の手順に「スプレーしてスポンジで延ばす」という工程が入るだけだ。ボディ全体を施工しても、追加時間は5分以内だろう。DDは面倒な時には、屋根やボンネットのような上を向いている面しかスプレーしない。
なお、スポンジで延ばすと写真11のようにスポンジが汚れる。洗剤液で洗車した後に薄めたエアロラック液をスプレーして軽く延ばしているだけなのに、なぜかスポンジが汚れてしまう。おそらく、エアロラックには洗浄効果があるようだ。
写真11 汚れたスポンジちなみに、エアロラックは紫外線カット効果があるという話だが、膜がかなり薄いので、まぁ何も塗らないよりはマシという程度だろうか。機会があれば、ちょっと計測しておきたいところだ。
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