2012年7月25日(水)
エンジン再始動不良 − 水温センサのチェック
最近、DD号のエンジンを停止した後1時間ほどしてからエンジンを再始動しようとすると、一発でエンジンがかからないことがある。2回目か3回目にセルを回したときにかかるような感じだ。まぁ、必ず2〜3回目にはエンジンがかかるので問題はないのだが、なんか気持ち悪いのでその原因を探ってみたい。
再始動時の条件を考えると、「すでにエンジンがあたたまっていること」がある。ということは、もしかしたら水温センサが原因かもしれない。これが壊れて、再始動時でもエンジンが冷えていると認識し、濃いめのガソリンを噴射していると、エンジンがかぶったようになり再始動性が悪くなりそうだ。
というわけで、まずは水温センサをチェックしてみることにした。DD号はM50エンジンなので、写真1の位置に水温センサがある。
写真1 水温センサの位置ここには2つの水温センサがあり、前側にあるのはエンジン制御用、後ろ側にあるのはメーターパネルに表示するための水温センサらしい。
「エンジン制御用水温センサーの交換 − ともパパさんより」のレポートにあるように、M50エンジンの水温センサはアクセスしにくい位置にある。そこで、まず、写真2のようにエンジントップにあるカバーを外す。これを外すには、写真2の矢印にある2つのボルトを外せばいい。
写真2 エンジンカバーを外したところその後、写真3にあるホースを外す。
写真3 ホース写真4のように、このホースのコネクタを外すと、エンジン前側にあるホースを動かすことができるようになるので、少し水温センサにアクセスしやすくなる。
写真4 ホースを外したところエンジン前方からインテークマニホールドの下を覗くと、写真5のように2つの水温センサに接続されているケーブルが見えるはずだ。
写真5 水温センサに接続されているケーブル水温センサに接続されているケーブルのコネクタは、写真6の位置にあるコネクタと同じ構造をしている。このコネクタを外すには、針金部分を押し込んでやればいい。インテークマニホールドを外していないと水温センサにアクセスする隙間が少ないので、まずは、写真6のコネクタで練習して構造を確かめてから、水温センサのコネクタを外そう。
写真6 同じ構造のコネクタこのコネクタを外すと、写真7のように水温センサが見える。青いコネクタのものがエンジン制御用の水温センサである。
写真7 水温センサこの水温センサの2つの端子間の抵抗を測ってみると、約1.8kΩであった。気温を考えると妥当な値である。また、エンジンを始動して水温を少し上げてやると、抵抗値が少し下がった。ということは、水温センサは正常に動作していることになる。
う〜ん、ここが原因じゃなかったか・・・・。どこだろう・・・?
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