2011年2月27日(日)
フロントドアハンドル(内側)の修理 − 内張りを外すと・・・
先日、DD号の助手席に乗りこんでドアを閉めようとしたら、なにかドアハンドルが少しグラグラする。写真1の矢印の部分だ。ドアハンドル部についているトルクスのネジが緩んでいるのかと思ったが、確認してみると特に緩んでいない・・・?
写真1 グラグラするドアハンドルドアハンドルの付け根の部分をよく見ると、写真2のように少し隙間が空いている。
写真2 ドアハンドルの隙間原因はよくわからないが、とりあえずドアの内張を外してみることにした。写真3に内張を外したフロント助手席側のドアを示す。なお、内張の外し方については「ドア内張りの外し方 − フロントドア編」を参照のこと。
写真3 内張を外したフロント助手席側のドアDD号ぐらいの年式になってくると、あまりドアの内張は外したくない。なぜかって言うと、ドアの内張からいろんなものが外れてくるからだ(苦笑)。
フロントドアをよく見ると、写真4のように車体側に3つのプラスチックピンとその土台が残っている・・・。これらは、本来、内張の裏側に接着剤で付いているものだが、内張を外すときにドア側に残ってしまったものだ。
写真4 プラスチックピンと土台おや、よく見ると写真5のようにドアポケットもドア側に残っている・・・ _| ̄|○
写真5 ドア側に残ったドアポケット内張のプラスチックピンも、写真6のように折れているものがある。
写真6 折れているプラスチックピンまぁ、これらは後で直すとして、先にグラグラするドアハンドルの方をなんとかしよう。ドアハンドルの付け根を裏側からよく見ると、写真7のようにドアハンドルに付いている金属板と内張の部分の間に黒いスポンジが挟んであるが、そこに少し隙間がある。この隙間があるせいでグラグラするようだ。
写真7 ドアハンドルの付け根そこで、写真8のように、金属板の折り返した部分を少し延ばしてやるとともに、金属が当たる内張側に薄いステンレスの板を貼り付けて修理した。
写真8 修理後これでドアハンドルがグラグラすることはなくなった。さて、次は内張の補修だ。とりあえず、折れたプラスチックピンは新品に交換し、内張から取れたプラスチックピンの土台はエポキシ接着剤で貼り付けた。写真9に接着剤で貼り付けた部分に重い工具を乗せて押さえている様子を示す。
写真9 重い工具を乗せて押さえている様子接着剤が硬化したら、内張を元に戻せば修理終了だ。ドアハンドルの付け根の部分は、写真10のように隙間がなくなり、グラグラすることはなくなった。
写真10 修理後のドアハンドルの付け根
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