2009年11月19日(木)
左リアドアロックアクチュエータの修理 − アルミテープで
昨年、「リアドアロックアクチュエータの交換 − フロント用は使えるか!?」で右側リアのドアロックアクチュエータが壊れたことを報告したが、今度は左側リアのドアロックアクチュエータも壊れてしまった。やっぱり・・・・。
レポートで書いたように、前回の右リアのアクチュエータが壊れた時には新品に交換したのだが、今回は「ドアロックアクチュエータの修理 − yamakawaさんより」のレポートを参考にしてアクチュエータを修理してみることにした。新品に交換しなかったのは、修理方法に興味があったからであり、決して貧乏だからではない(嘘)。
まずは、写真1のように左側リアの内張りを外す。この手順については「ドア内張りの外し方 − リアドア編」を参照して欲しい。
写真1 左側リアの内張りを外したところそして、写真2のようにインシュレータの上側の部分をめくる。
写真2 インシュレータの上側をめくったところそして、写真3、4のようにして、2本のトルクスT-30のネジを外す。
写真3 T-30のネジを外しているところ(1本目)
写真4 T-30のネジを外しているところ(2本目)もう一本のT-30のネジは、写真5の位置にあるので、これも外す。
写真5 もう一本にネジの位置(3本目)次に、写真6のように、リンケージの支点にあるプラスチックネジを外す。
写真6 プラスチックネジを外しているところそして、写真7のように、内張り外しで支点部分を手前に引いて外すと、リンケージがフリーになる。
写真7 支点部分を外しているところ後は緑色のスリーブがあるワイヤーを外せば、写真8のようにドアロック機構が取り出せる。取り出すときは、アクチュエータ側(上側)から外に出してやるといい。あっ、配線がインシュロックで固定されているので、これも切っておこう。
写真8 ドアロック機構を取り出したところ上のビニールを剥がし、ドアロックアクチュエータを取り外したところを写真9に示す。詳細な手順については、「リアドアロックアクチュエータの交換 − フロント用は使えるか!?」を参照して欲しい。
写真9 取り出したドアロックアクチュエータ単体で動作を確認すると、確かに少しがたつきがあるようだ。そこで、yamakawaさんの方法で修理を試みた。
まずは、写真10のようにしてカバーを開いてツメを外すと、中の機構部分が取り出せる。
写真10 ツメを外したところ写真11に中の機構部分を示す。
写真11 機構部分ここに、yamakawaさんと同じようにアルミテープを貼ってみた。写真12にアルミテープを貼ったところを示す。
写真12 アルミテープを貼ったところこれでがたつきが緩和されるはずだ。このドアロックアクチュエータを元に戻せば修理完了である。簡単! 簡単!
なお、作業の際には、配線やリンケージがどのように通っているのかを事前に十分確認しておき、元に戻すときに間違えないようにしないといけない。
作業後は、写真13のようにドアロックが復活した(写真で見てもわからないのだが・・・)。
写真13 復活したドアロックとりあえず、この修理でどれぐらい保つのかを見てみよう。また、動かなくなるのかなぁ・・・?
末尾ではあるが、アクチュエータの修理方法のレポートをいただいたyamakawaさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。