2009年8月18日(火)

マイクロロン処理 その後 & プラグ交換 − ともパパさんより

今回は、ともパパさんよりマイクロロン処理の経過報告とプラグ交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


ともパパです。以前「M50エンジンのオイル交換とマイクロロン処理」をレポートしてから処理が完了するといわれる1600kmを走行しましたのでその経過報告と、点火プラグを交換してみましたのでレポート致します。

@マイクロロン処理の経過報告

説明書によると、マイクロロンの注入から1600km走行するとエンジン内部では皮膜形成の処理が完了しているとの事です。指定どおりになるべく高負荷を抑えながら走行してきましたので、うまくいっているのではないでしょうか?(と思いたい)

気になる経過ですが、エンジンノイズの減少や回転フィールの違いなどの目に見える変化は感じられませんでした。燃費状況も、行きつけのガソリンスタンドが途中でバイオガソリンに変更されたりしたため正確な比較ができませんが、街乗り8.5km/l、高速11km/l とマイクロロン注入前と大きな変化は認められませんでした。また、マイクロロン否定派の中で言われているような「オイル漏れ」や「エンジンの焼き付き」のような症状は一切見られませんでしたので、そんなに劣悪な商品ではないと思います。こんな報告ですいません。



A点火プラグ交換

そういえば車を購入してから一度も見たことがない点火プラグが気になり、交換してみる事にしました。選んだのはDENSO製のIRIDIUM POWERです。

以前に乗っていた国産車で、大枚叩いてプラチナプラグを入れた時の耐久性には惚れ惚れしていました。プラチナより400℃ほど融点が高いと言われるイリジウムの頼もしい電極、信頼できます。

作業準備にかかります。エンジン化粧カバーを外し、イグニッションコイルをむき出しにします。特に変色や焦げたりしている物もなさそうです。

各コイルは2個のナットで固定されているので外していきます。

BMW得意?のスライド式ロックを解除し、コネクターを外します。

これでコイルがフリーになるので、引き抜きます。

心配していたプラグホールですが、オイル溜りもなくキレイでした。

プラグを外して

旧プラグとご対面です。BOSCH製の2極の物がついていました。いい感じの焼け具合で、電極も適度に減っています。過去の整備記録簿を見ると、20,000km程前に交換されていました。こんなもんでしょう。

分解と逆の手順で組み付け、エンジン始動。吹け上がりや音に異常が無いか確認します。アイドリング、加速共に変化はありませんが、新品になったので良しとします。


マイクロロンについては、肯定意見、否定意見ともにあるようだが、とりあえず焼け付いたりする致命的なことはなかったようだ。イリジウムプラグについては、DDの周りでもいい評判を聞くことが多いようだ。耐久性も大丈夫だろう。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた ともパパさんに感謝する。



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。

メンテナンス一覧へ