2009年8月20日(木)

E39 HIDバーナーの交換 − コロすけさんより

今回はE39にお乗りのコロすけさんより、HIDバーナーの交換レポートをいただいたので紹介しよう。


DD様、皆様、大変大変お世話になってます。大きなことが出来ないコロすけで御座います。

 

【はじめに】

もう1台所有の車に装着しているのがD2-C(8000K)で、その車がそろそろ車検なので、車検対応?の6000Kにしましょうと思いまして、E39とのドミノ移植を思い立ちました。

 

【交換作業】

まず、ボンネットを開けます。開けると、ライトユニットにアクセスできます(ライトの背面が、作業の舞台です)。

後期タイプのHIDユニットですので、背面はこんな感じになっています。

Loのコネクターは、太めの配線で、コネクターに稲妻マークの様な物が入っています。

このコネクターを反時計回りに回して行きますと、ロックが外れます。

バラストからの配線が干渉・引掛り等している場合がありますので、回す際に確認をして下さい。ロックが外れて軽く引っ張ると、コネクターが外れてきます。

コネクターが外れましたら、防水?カバーをゆっくりと、取外します。

下部からの方が取外し易いと思います。カバーは思いのほか奥まで入り込んでいますので、急激な力を加えると光軸ロッド等を破損させる可能性があります。細心の注意が必要です。

防水カバーを外した状態です。

次に、バーナーを固定している金具?ロック金具を反時計回りに回して外します。

この際にも、光軸ロッド等を破損させる可能性がありますので、細心の注意が必要です。

外れましたら、金具とバーナーを引き抜きます。

これで、バーナーの交換を行います。

 

【装着】

ライト装着部分(切欠き)に合わせて入れ替えるバーナーをセットします。

セットしましたら、その上から先程のロック金具を被せる感じで装着します。この際に、ロック金具の装着向きがありますのでご注意下さい(TOP・・・と刻印されています)。

装着後、時計回りに回すとロックされます。

防水カバーを装着し、コネクターを取付けて終了です。

 

【おわりに】

コネクター・防水カバー・バーナー取付金具等の取外しを行う際には、光軸ロッドの破損を誘発する恐れがありますので、無理な力がかからないように細心の注意を払い実施して下さい。

また、バーナーのガラス部分は、くれぐれも手で触らないようにしてください。もし触ってしまった場合は、アルコール等で脱脂してください。


HIDのバーナーの交換作業は、作業内容を知っている人にとっては簡単かもしれないが、はじめて作業する人にとっては、上記のレポートは非常に有用だろう。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた コロすけさんに感謝する。



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