2009年8月3日(月)
ドアミラーカバーの再塗装 − なぜかヒビ割れ
DD号のドアミラーは、「ドアミラーの電動ガルウィング化 その1 − 構想」で紹介したように、E46クーペのドアミラーを改造して取り付けている。その後、右側ミラーの塗装がイマイチだったため、「ドアミラーカバーの塗装 − やり直し」で再塗装した。
しかし、最近、右側のドアミラーカバーを見ると、写真1のように塗装が劣化している。
写真1 劣化した塗装のドアミラー上側を拡大すると、写真2の通りである。
写真2 劣化部分の拡大熱か紫外線の影響で、塗装にヒビ割れが入っている。先日から気になっていたのだが、少し時間ができたので塗り直してみることにした。
まずは、写真3のようにドアミラーカバーだけを取り外す。
写真3 取り外したドアミラーカバーこの塗装を剥がすため、写真4のように耐水ペーパーで磨いた。
写真4 耐水ペーパーで磨いているところまずは、120番のペーパーを使って丁寧に塗装を剥がしていく。スミの部分など、磨きにくいところから磨いていこう。その後、240番→600番の耐水ペーパーを使って表面を均していく。この作業は塗装後の仕上がりに影響するので、時間がかかっても丁寧にやろう。写真5に、ペーパーをかけたドアミラーカバーを示す。
写真5 ペーパーをかけたドアミラーカバーこのドアミラーカバーの材質は黒色だが、購入時にはシルバーに塗装されていた。その後、紺色に塗装しているので、ペーパーをかけ終わったドアミラーカバーは、なんか斑(まだら)模様になっている(笑)。
ペーパーがけが終わったら、次は塗装である。まずは、写真6のように塗装台をセッティングした。
写真6 塗装台DD号は紺メタリックなので、はじめに紺メタリック色を塗ってから、その上にクリアを塗装する。ここで用意した紺メタリック色のスプレーを写真7に示す。
写真7 紺メタリック色のスプレーDD号の塗装色は「オリエントブルーメタリック」であり、写真7のスプレーの色とは異なるが、まぁ、これでもいいだろう・・・(←良くない!)。これは前回の塗装の際に余っていたものだ。
さて、塗装前には、ペーパーをかけ終わったドアミラーカバーを中性洗剤で良く洗い、脱脂しておく。そして乾燥後、写真8のように紺メタリック色を塗装する。
写真8 紺メタリック色を塗装しているところ塗装が苦手なDDだが、これぐらいの大きさならスプレー缶でなんとかなるだろう。最初に、薄く2回ほど塗ってから乾燥させる工程を4回ぐらい繰り返した。塗装するときは、塗りにくいところから順に塗っていく。ここで焦ってはいけない。紺メタリック色塗装中のドアミラーカバーを写真9に示す。
写真9 塗装中のドアミラーカバー紺メタリック色を塗り終わったら、少し長い目に乾燥させて(夏場で約1時間ぐらい)、次はクリアを塗装する。用意したクリアスプレーを写真10に示す。
写真10 用意したクリアスプレーこれは、今日のために近くのホームセンターで195円で買ってきたものだ。いつも安い塗料を使うからヒビ割れるのだろうか(笑)。
クリアスプレーは、はじめに薄く塗って乾燥させる工程を3回ほど繰り返す。次に、塗料が垂れる寸前まで厚く塗ってツヤを出す。ここでは、「2回ほど薄く塗る」→「10秒ほど待って、ツヤが出ているかどうか見る」→「2回ほど薄く塗る」→「10秒ほど待って、ツヤが出ているかどうか見る」を繰り返す。5回ほど繰り返すと十分なツヤが出てくる。
その後、1時間ほど待ってから、最後に、もう一度、厚く塗ってツヤを出す。工程は上記と同じである。決して焦らないことと、塗りにくいところから順に塗っていくことが大切だ。
以上のようにして塗装したドアミラーカバーを写真11に示す。
写真11 塗装したドアミラーカバー透明感のある深いツヤが出ているのがわかるだろうか。完璧な塗装だ!!
今回はマグレでうまく塗装できたが、もちろん、次もうまく塗れる自信は全くない(苦笑)。
そういえば、boven7さんも「ドアミラーの塗装が・・・」って言っていたような気がする。もう塗り直したのかなぁ・・・。
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