2006年10月22日(日)

ドアミラーカバーの塗装 − やり直し

以前にE46クーペのドアミラーをDD号に取り付けたことは報告したが、先日、右側(運転席側)のドアミラーカバーを見ると写真1のように塗装面が割れてブツブツになっていた。


写真1 右側のドアミラーカバー

写真1の赤矢印の部分を拡大したところを写真2,3に示す。


写真2 拡大写真(1)


写真3 拡大写真(2)

塗装したときに水か何かが入ったのか(?)、塗装面が中から膨らんで割れたようになっている。見なかったことにしておこうと思っていたのだが、今日はちょうど天気が良かったので塗装し直してみることにした。

まずは、写真4のようにミラーカバーだけを取り外す。


写真4 ドアミラーカバー

そして、写真5のように120番の耐水ペーパーで以前に塗った塗装を落としていく。ここでは、塗装を落とすというより凸凹の面を均していくように削る。ここで納得いくまで面を作っておくことがコツである。


写真5 耐水ペーパーで削っているところ

その後、240番→600番のサンドペーパーをかけて削り目を消していく。ここまでできれば、後は塗装である。

今回は、塗装に写真6に示す塗料を使った。


写真6 塗料

今回の塗料は、写真7に示すようにホンダ用 B-68Pである。DD号の塗装色の「オリエントブルーメタリック」に近いかなぁ・・・?


写真7 塗料(2)

塗料はいつものように乾かしながら薄く5回に分けて塗った。写真8に塗料を塗っているところを示す。


写真8 塗料を塗っているところ

塗料が乾いたら、今度はクリアーを塗る。クリアーも乾かしながら薄く4回ほど塗っておき、最後に垂れる寸前まで濃く塗る。この「垂れる寸前まで濃く塗る」というのは非常に難しいが、乾く前に薄く何度も塗っていくと表面にツヤが出てくるので、そこでやめればいい。

こうして塗装したドアミラーカバーを写真9に示す。


写真9 ドアミラーカバー

このままでも悪くはないが、よくみると少しミカン肌になっているところがある。おまけに、完全にクリアーが乾いていなかったのか、赤矢印のところに指紋の跡が付いてしまった(苦笑)。そこで、完全に乾燥させてから磨くことにした。

まずは、写真10のように1000番の耐水ペーパーでミカン肌になったところや指紋が付いたところを丁寧に削っていく。ここでも、この1000番の耐水ペーパーで完全に面を作るようにする。


写真10 耐水ペーパーで削っているところ

納得いくまで削ったら、次に2000番の耐水ペーパーで削り目を消す。そして最後にコンパウンドで磨けばいい。

今回は、写真11のようなコンパウンドを購入してしまった。735円也。


写真11 購入したコンパウンド

このコンパウンドは、細目・中細・極細の3つがセットになったもので、パッケージには「初心者でも使い易い!」と書いてある。DDにピッタリ!?

これを使って写真12のようにドアミラーカバーを磨いていく。


写真12 コンパウンドで磨いているところ

細目→中細→極細の順に磨いていくと、写真13のように十分な光沢が出てくる。


写真13 ドアミラーカバーを磨いたところ

これで塗装は完成である。これぐらいのサイズのものならDDでもうまく塗装できるようになってきた。最後にドアミラーカバーを車に取り付ければ完成である。写真14に車に取り付けたところを示す。


写真14 車に取り付けたところ

う〜ん、塗装は申し分ないのだが、今回も少し色が違うような気がする(苦笑)。



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