2009年5月24日(日)
光るエンブレム − 試作その7
前回のレポート「光るエンブレム − 試作その6」で一応の完成をみた光るエンブレムだが、実はオフ会で皆さんに見せようとしたら、すでにELパネルが点灯しなくなっていた。_| ̄|○
boven7さんと同じように、ELパネルを折り返した部分でうまく導通しなくなっていたようだ。やはり、ELパネルは折り返してはいけないようだ。
しかたがないので、先達(boven7さん)を見習ってELパネルを二分割することにした。新しく用意したELパネルと二分割の型紙を写真1に示す。
写真1 ELパネルと二分割の型紙この型紙を切って、写真2のようにELパネルに貼り付ける。
写真2 型紙を貼り付けたELパネルそして、写真3のように型紙通りにELパネルを切り取る。ハサミで丸く切り取るのは難しい・・・。
写真3 切り取ったELパネル次に、このELパネルを貼り付けるため、厚さ1mmのアクリル板を用意する。このアクリル板が、エンブレムの裏面になる。用意したアクリル板を写真4に示す。
写真4 用意したアクリル板そして、このアクリル板の下にELパネルを裏向きに敷いて、写真5のようにアクリル板にマジックで切り取る部分を描く。この切り取った部分にELパネルの配線が通るようにするためだ。
写真5 切り取る部分そして、ドリルやヤスリを使って、写真6のようにマジックで描いた部分を切り抜く。アクリル板は割れやすいので細心の注意が必要だ。
写真6 切り抜いたところこれはエンブレムの裏側になるので、切り抜きは、まぁ適当に・・・(笑)。
その後、写真7のようにELパネルに配線をハンダ付けする。ここでは、二つのELパネルが並列になるようにする。使う配線は、比較的細いもののほうがいいだろう。
写真7 配線したELパネルそして、写真8のように、ELパネルをアクリル板に両面テープで貼り付ける。
写真8 ELパネルをアクリル板に貼り付けたところ表側から見ると、写真9のように見える。
写真9 表側から見たところ左側に少し隙間があるように見えるが、実際には少し段差があるだけで隙間はほとんどない。これを点灯させたところを写真10に示す。
写真10 点灯させたところさて、ここまでできれば、残りは「光るエンブレム − 試作その6」と同じようにして組み上げればいい。写真11に組立前のエンブレム部品を示す。BMWのプロペラマークも作り直しておいた。
写真11 組立前のエンブレム部品これらを組み立てたところを写真12に示す。2枚のELパネルの境目が、うまくプロペラマークの十字部分にくるようにすれば境目が目立たない。
写真11 光るエンブレムを組み立てたところよく見ると、表側になるアクリルレンズにヒビが入っている(赤矢印のところ)。あうっ! まぁ、今日のところは、このまま使おう・・・。
気を取り直してエンブレムを光らせると、写真12のようにいい感じで光った。
写真12 光らせたエンブレムしかし、赤矢印の部分にヒビが・・・。
エンブレムの裏側は配線がむき出しのままなので、写真13のようにビニールテープで絶縁する。
写真13 ビニールテープで絶縁したところさらに、写真14のようにアルミテープを貼る。これで完成だ。
写真14 アルミテープを貼ったところ本来なら、完全に防水するために接着剤等で固めないといけないのだが、後日、作り直すことも考えて、アルミテープを貼っただけにしておこう。
さて、完成した光るエンブレムを車に取り付けてみよう。取り付け方も「光るエンブレム − 試作その6」と同じように両面テープでボディに貼り付けるだけである。ただ、今回は防水のことを考え、エンブレムの周囲一周分両面テープを貼った。写真16に車体に貼り付けた光るエンブレムを示す。
写真16 車体に貼り付けた光るエンブレム拡大して見ると、写真17の通りである。
写真17 光るエンブレムを拡大したところエンブレム下側にあるヒビが気になるなぁ・・・。いつか作り直さないと・・・。
なお、光っているところの写真は後日掲載しよう。
さて、「光るエンブレム」が「光らないエンブレム」になる前に写真を撮ってみた。
写真18 まだ光っているエンブレムまぁ、それっぽいかな? でも、アクリルレンズにヒビが入っていたり、よく見ると作りが雑だったりするところがある。そのうち、ちゃんとしたものを作ろう。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。