2009年1月10日(土)
光るエンブレム − 試作その2
前回のレポートでアクリル円板を削ってエンブレムの形を作成したが、今回はこれにBMWのプロペラマークを取り付けてみよう。
今回の光るエンブレムは軽い気持ちで始めたのだが、掲示板にアクアマリンさんから「今回は本気モードですね」とか書き込まれてしまって、妙なプレッシャーをかけられている。ちゃんと作らざるを得ないようになってしまった(苦笑)。
さて、 boven7さんのレポートによると、耐水性で透明のラベルシートにプロペラマークを印刷して、それを2〜3枚重ねて貼り付ければいいらしい。DDもboven7さんのマネをして、コレでいこう!
まずは、写真1のように、プロペラマークのデザインと透明ラベルシートを用意する。
写真1 プロペラマークのデザインと透明ラベルシート透明ラベルシートは、印刷面の裏側に粘着剤が付いている。これをエンブレム形状に削ったアクリル円板に裏から貼り付けるため、プロペラマークのデザインは裏側から見たときに正しいデザインとなるようにしなければならない。
そして、このデザインを透明ラベルシートに印刷し、写真2のようにして切り取る。
写真2 透明ラベルシートを切り取っているところここでは、写真3のように2枚のプロペラマークを切り取った。
写真3 2枚のプロペラマーク写真ではわかりにくいが、この2枚のデザインは同じではない。左側のほうは、中央の+字型とその周囲の円の部分が薄く灰色に印刷されている。右側のほうが、その部分が透明のままだ。 この2枚を貼り付けることで、プロペラの白色の部分と中央の+字の部分に少しコントラストを付けるつもりだ。
2枚のマークが切り取れたら、これをアクリル円板の裏に貼り付けよう。
まずは、写真4のように新聞紙の上にガムテープを置く。これは、削ったアクリル円板が裏向きに(削った面が下向きに)安定して置けるようにする土台だ。
写真4 エンブレムを置く土台そして、その上にもう1枚新聞紙を置いて、写真5のようにアクリル円板を置く。
写真5 アクリル円板を置いたところアクリル円板の裏側には、まだ保護紙が付いているので、これを剥がしてから、写真6のように薄い中性洗剤水をスプレーする。
写真6 薄い中性洗剤水をスプレーしているところ実は、この中性洗剤水の濃度が難しい。車のウィンドウフィルムを貼ったことのある人ならわかると思うが、濃すぎるとフィルムを貼り付けるときにフィルムが動いてしまうし、薄すぎるとフィルムが全く動かず位置調整ができない。事前にラベルシートの端切れ使って中性洗剤水を適切な濃度に調整しておこう。
そして、ラベルシートの剥離紙を剥がしてアクリル円板に貼り付ける。この際、ラベルシートの粘着面にも中性洗剤水をスプレーしておこう。基本的には、ウィンドウフィルムを貼る要領と同じである。ラベルシートは2枚あるので、位置をぴったり合わせて貼る。まぁ、今回は試作なので適当に貼ってみよう(笑)。
写真7にラベルシートを貼ったアクリル円板を示す。
写真7 ラベルシートを貼ったアクリル円板これで中性洗剤水が乾くまで1日ほど置いておく。
「光るエンブレム − 試作その3」に続く・・・・。
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