2009年1月6日(火)
光るエンブレム − 構想
このサイトをご覧の皆さんはすでに気づいているとは思うが、この何年かはDD号のメンテレポートより、皆さんから投稿いただいたメンテレポートの方が多く、そのレポートを掲載することで何とかサイトを維持している。
しかし、友人のboven7さんは自らのネタで、着々とサイトを更新しておられる。DDはそんなに多くメンテネタがないのだが、なんでboven7さんは・・・?
しかし、boven7さんのサイトをよく見てみると、なんか同じネタが多い! 最近ではCCFLイカリングが続いているし、光るエンブレムのページ もかなりある・・・? ん? これか!!
そんなわけで、DDもboven7さんのマネをして、光るエンブレムネタを連載してみよう! これで、10回ぐらいは更新できるかなぁ・・・。 えっ? ネタを刻んでるって? さぁ、なんのことでしょう?(と、とぼけてみる、笑)
しかし、実際に光るエンブレムを作成するのは難しそうだ。以前にもDDは冗談で少し作ってみたことがあるのだが、ちゃんと作るとなるとかなり難しい。
でも、今回はboven7さんのレポートがあるので、それを参考にして作成することができるかもしれない。まさに「先達はあらまほしきことなり」である。
さて、 boven7さんのレポートをよく読むと、以下のことがわかる。
バックライトはELパネルが薄くてよい。ただし、電極の取り付けが難しい。
ELパネルは秋月電子通商で売っている。ただし、エンブレムの大きさに切って付属のインバータを使うと点滅することがある。
透明のキャスト(樹脂)でエンブレムを作成すると、気泡が入りやすい。
エンブレムの柄は、耐水性のフィルムにインクジェットプリンタで印刷し、透明のキャストで作成したエンブレムに裏から貼り付け ればいい。
印刷が薄い場合は、フィルムを複数枚貼ればいい。
エンブレムは外装に取り付けるため、防水処理が必要。
どうやら、boven7さんと同じように光るエンブレムを作成するためには、難しい点が2つありそうだ。
(1)透明のキャストを使ってエンブレムを作成した場合に、気泡が入ってしまい、透明で綺麗な形に整形するのが難しい。
(2)ELパネルを使う場合、全面を発行させようとすると電極を取り付ける場所がない。
(3)ELパネルに付属のインバータを使うと点滅することがある。
う〜ん、これは難しい・・・。
(1)に関しては、透明でエンブレムの形状のものが作成できればいいので、必ずしも透明のキャストで作成する必要はないはずだ。逆に、透明の部材からエンブレムの形に削り出してもいい。 そうすれば、少なくとも気泡が入る心配はない。
削り出す元となる透明の部材を探してみると、アクリルショップ・はざい屋さんというところで、直径80mmのアクリルの円板が売られているのを見つけた。もしかして、これでできるんじゃない?
というわけで、直径80mm、厚さ6mmのアクリルの円板を購入してみた。購入したアクリルの円板を写真1、2に示す。
写真1 購入したアクリルの円板(1)
写真2 購入したアクリルの円板(2)裏表に茶色の保護紙が貼ってあるため透明に見えないが、中身は透明である。これをエンブレムの形に削り出すことで、問題(1)を解決しよう。
なお、(2)については、問題(1)が解決できてから考えよう(笑)。また、(3)については電気系のことなのでなんとかなるだろう。
「光るエンブレム − 試作その1」に続く・・・。
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