2006年1月20日(金)
ドアミラーの電動ガルウィング化 その11 − 新制御回路 再設計編
「ドアミラーの電動ガルウィング化 その8 − 新制御回路 設計編」で、ドアミラーの電動格納モーターを制御する回路を設計したのだが、サイトに回路図を掲載後、岩野師匠からもっとエレガントな回路へ変更するためのアイデアをいただいた。
DDが設計した回路では、ドアミラー格納モーターがロックしたときの電流変化を電圧変化に変換する際に、格納時と展開時での基準となる電圧が異なっていたため、制御プログラムが複雑になり、なおかつ電源電圧(バッテリー電圧)の変化に大きく影響を受けてしまう。
岩野師匠からいただいたアイデアの回路では、ドアミラーの格納時・展開時とも、GNDを基準にして電圧変化を測定するため、制御プログラムが簡単になる上に、電源電圧の変動に影響を受けにくくなる。
そんなわけで、岩野師匠からいただいたアイデアを組み込んだ回路を再設計することにした。再設計した回路を図1に示す。
図1 再設計したドアミラー格納モーター制御回路PICのプログラムは、上記のような制御方式の変更により多少簡単になっている。プログラムは、こちら。
なお、この回路の製作については「ドアミラーの電動ガルウィング化 その12 − 新制御回路 再製作編」で紹介する。
いい加減、このドアミラーネタを続けるのはどうかと思うが・・・(苦笑)。
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