2005年10月29日(土)

マフラー吊りゴムの交換 − FANATIC号

先日、メンテオフをした際にE34ツーリングにお乗りのFANATICさんがマフラーの吊りゴムを交換していたので、その手順を教えていただいた。

交換した吊りゴム(ラバーリング)は図1の赤矢印のもの(2つずつ)である。


図1 マフラーの吊りゴム(ラバーリング)

FANATICさんが吊りゴムを交換するのは、ゴムが伸びてきてマフラーが少し傾いてしまったからだ。用意した新品の吊りゴムを写真1に示す。


写真1 新品の吊りゴム

写真1の上がセンターサイレンサーの吊りゴム、下がリアマフラーの吊りゴムである。パーツナンバーは、それぞれ18211728332、18211712838である。

さて、交換手順であるが、まず写真2のようにリア側をジャッキアップしてウマをかける。


写真2 ジャッキアップしたところ

そして、写真3、4のように、リアマフラーのタイコの部分をジャッキで支えながら、マフラーを吊っているナットをゆるめておく。


写真3 ナットをゆるめているところ(左側)


写真4 ナットをゆるめているところ(右側)

次に、インナーサイレンサー側の吊りゴムを交換する。写真5のように、ジャッキでマフラーを少し持ち上げるようにしながら、マイナスドライバーを使って左側の古い吊りゴムを外す。


写真5 吊りゴムを外しているところ

古い吊りゴムが外れたら、写真6のように新しい吊りゴムを取り付ける。


写真6 新しい吊りゴムを取り付けているところ

同様に、写真7のようにして右側の吊りゴムも交換する。


写真7 右側の吊りゴムを交換しているところ

写真8には新しい吊りゴムと古い吊りゴムを示すが、古い吊りゴムが伸びているのがわかるだろう。


写真8 新しい吊りゴム(左)と古い吊りゴム(右)

さて、次はリアマフラー側の吊りゴム交換だ。ここでは、まず写真9のようにリアパンバーを外す。


写真9 リアバンパーを外しているところ

リアバンパーの外し方は基本的にフロントバンパーの外し方と同じである。

バンパーを外せば、リア側の吊りゴムを交換する。写真10のように、図1の18のナットを外せば簡単に交換できる。


写真10 吊りゴムのナットを外しているところ

マフラー左右の吊りゴムを写真11、写真12に示す。


写真11 マフラーの吊りゴム(左)


写真12 マフラーの吊りゴム(右)

写真13に新しい吊りゴムと古い吊りゴムを示すが、こちらの吊りゴムも伸びているのがわかるだろう。


写真13 新しい吊りゴム(左)と古い吊りゴム(右)

 

なお、交換後は傾いていたマフラーもまっすぐになった(と思う)。実は、DDははじめの状態をよく見ていなかったので、どの程度改善されているのかがよくわからない・・・(苦笑)。

末尾ではあるが、いつもオフ会でお世話になっているだけでなくレポートのネタを提供いただいたFANATICさんをはじめ、作業をお手伝いいただいた関西E34乗りの皆さんに感謝する。



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