2005年4月13日(水)

リアシート裏の鉄板貫通 − これでスキー板も積める

先日のメンテオフで、うっちー号のリアシートの裏の鉄板をぶち抜くと聞いて作業の一部始終を見せてもらった。リアシートの裏の鉄板が外れるのは聞いたことがあるのだが、実際に作業を見るのは初めてである。

まずは、今回、作業を見せていただいたゴンザレスさんとうっちーさんに感謝する。

 

写真1のように、リアシートの肘置きを前に倒して、その裏にある布を剥がすと、写真2のような遮音材が見えるはずである。


写真1 リアシートの肘起きを前に倒したところ


写真2 肘置き裏の遮音材

この遮音材の裏にある鉄板をぶち抜くのだ。マジで!?

この部分をトランク側から見ると写真3のようである。


写真3 トランク内部

トランクを奥の板を外すために、写真4のようにプラスチックの固定ボルトを外す。


写真4 固定ボルトを外しているところ

合計で4箇所のプラスチックボルトがあるはずだ。これが外れると写真5のように板が外れ、その奥にある鉄板とご対面することができる。


写真5 トランク奥の板を外したところ

よく見ると、簡単にぶち抜けるように鉄板に切れ込みが入っていて、ホンの何カ所かで繋がっているだけである。これなら、バキッとできそうだ。

まずは、写真6のように車内からカッターで遮音材を切り抜く。


写真6 カッターで遮音材を切っているところ

遮音材が無くなると、写真7のように車内から鉄板とご対面である。


写真7 ぶち抜く鉄板(車内側)

ここで、ゴンザレスさんがおもむろに釘抜きと金槌を取り出し、写真8のようにうっちーさんが慎重かつ大胆に鉄板の切れ込み部分を叩いて、わずかに繋がっていた部分を切断していった。トランクを開けていると周囲にガンガンと大きな音が轟くので、トランクは閉めた方がいいだろう。


写真8 愛車を破壊(?)するうっちーさんの手

意外と手こずったが、写真9のように綺麗に穴が空いた。


写真9 鉄板をぶち抜いてできた穴(トランク側)

今度は、トランク奥にあった板に穴を開ける。これは、まず板を裏向きにしてトランク奥にセットし、車内から型取りをする。そして、再び板を取り外して写真10のようにカッターで切っていけばよい。


写真10 カッターで板を切っているうっちーさんと見守るゴンザレスさん

いつものようにプライバシー保護のため写真には目線を入れた。こんなに目線が似合う二人も珍しい(笑)。

トランク奥の板に穴が空くと、今度はぶち抜いた鉄板のエッジ処理である。まずは、写真11のようにペンチで曲がった板のエッジをまっすぐに修正する。


写真11 鉄板のエッジを修正しているところ

そして、ここに写真12のエッジモールを取り付ける。


写真12 エッジモール

穴の角が曲がっているので、エッジモールの取り付けは意外と難しい。ところどころに両面テープを貼って、エッジモールを鉄板のエッジに固定する。写真13にエッジモールを取り付けているところを示す。


写真13 エッジモールを取り付けているところ

エッジモールは長さをうまく穴の周囲長に合わせて、キッチリと取り付けるといい。写真14にエッジモールを取り付けたところを示す。


写真14 エッジモールを取り付けたところ

そして、最後にトランク奥の板を元に戻せば完成(?)である。写真15に貫通した穴を示す。


写真15 貫通した穴

うっちーさんは、ここにサブウーハーを取り付けるために穴を開けたのだが、このままでも、スキー板のような長いものを載せるには有効だろう。サブウーハーを付けなくても、ここに穴を開けておくと意外と便利かも!?



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。

メンテナンス一覧へ