2004年12月4日(土)
イカリング製作その5 − 車体に取り付けて完成!
ハイビームとロービームがフレームに付いたので、あとはこれを車体に取り付ければいよいよ完成である。
ヘッドライトへのアクセスは、基本的に「髭付きレンズ&HID装着 − あ、あ、あかる〜い!」で紹介した手順と同じである。
まずは、「髭付きレンズ&HID装着 − あ、あ、あかる〜い!」で示したように、バンパーとキドニーグリルを外す。
さらに、写真1の赤矢印で示したネジを外すと、プラスチックのライトグリルが外れる。
写真1 ライトグリルの外し方そして、ライトフレームを外すために、緑矢印のネジを外す。
次に、写真2のようにエンジンルーム内にある2つのネジを外すと、ライトフレームが外れる。もちろん、外す前には配線のコネクタ類を外しておく。外すコネクタは、ハイビームランプ、ロービームランプ、ポジションランプ、光軸調整モータの4つである。
写真2 ライトフレームを外すネジ写真3に外したライトフレームと、製作したイカリング付きライトフレームを示す。
写真3 外したライトフレーム(手前)と製作したイカリング付きライトフレーム(奥)外したライトフレームから写真4に示すようにしてウィンカーランプを外す。
写真4 ウィンカーランプを外しているところネジを二つ外せば、ウィンカーランプが外れるはずだ。そして、このウィンカーランプを製作したイカリング付きライトフレームに取り付ける。ウィンカーランプはネジの取り付け方によって取り付け位置を調整することができるので、ライトグリルを当ててみながらウィンカーランプの位置を決める。
そして、写真5のように、これを車体に取り付ければよい。取り付け方は外した順の逆である(ベントレーにはいつもこう書いてあるが・・・)。
写真5 イカリング付きライトフレームを取り付けているところ左側も基本的に同じだが、写真6のようにチャコールキャニスターが邪魔をして作業しにくいので、チャコールキャニスターの固定を外して、位置をずらさなくてはいけない。
写真6 チャコールキャニスターをずらしたところこれで、左側のライトフレームも交換できたことになる。配線のコネクタ類を接続して、キドニーグリルやバンパーを元に戻せば、いよいよ完成だ!
さて、イカリングを取り付ける前後の写真を写真7,8に示そう。
写真7 イカリング取り付け前(作業前)
写真8 イカリング取り付け後(作業後)なんかちょっとだけガラ悪くなったような気もするが、きっと気のせいであろう(笑)。
ライトの部分は写真9のようである。反射板が黒いのでイカリングがクッキリ見える。
写真9 イカリング付きライトそして、イカリングを点灯させたところを写真10に示す。
写真10 イカリングを点灯させたところ昼間でもくっきりイカリングがわかるぐらい明るい(笑)。さすがはCCFL管だ。
さらに、ヘッドライトを点灯させたところを写真11に示す。
写真11 ヘッドライトを点灯させたところハイビームが黄色いのが目立つなぁ・・・。ちなみに、ハイビームの反射板を黒く塗ったことにより光量が落ちることを懸念していたが、見事に光量が落ちている(苦笑)。ミッチョさん、正解!
写真12にライトの部分を示す。
写真12 ライトの部分写真では、ハイビームが明るく光っているように見えるが、実際にはかなり暗いような気がする。まぁ、夜に点灯してみないと問題となるレベルかどうかわからないが・・・。
他のE34と並べて見たところを写真13に示す。
写真13 E34を並べたところ(一番右がDD号)今回の作業は、写真14のように、某所で開催したメンテオフで多くの人の協力により行ったものである。末尾ではあるが、作業に協力していただいた、boven7さん、ぱわーとむさん、凪さん、JG@げんこさん、といさんに感謝する。
写真14 作業中夜間にイカリングを点灯させたところは、また別途報告しよう。そういえば、光軸も調整しないといけないなぁ・・・。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。