2004年10月31日(日)
ビルシュタインBTSキット装着 − 北のタイガーさんより
今回は、札幌にお住まいの北のタイガーさんから、ビルシュタインBTSキットの取り付けレポートをいただいたので紹介しよう。
北のタイガーさんといえば、前回「ポリマーシーラント施工 − 北のタイガーさんより」を報告いただいた方だ。
タイガー号もそろそろ10万キロを超えましたので、ショックの交換を検討しました。そこで早速DD様にご連絡し、アドバイスをいろいろと頂きました。最終的にはビルシュタインBTSキットに決定いたしました。今回ビルシュタインBTSキットの交換にあたり、DDさま、阿部商会の矢代さま、蝦夷オフミのメンバー様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝いたします。
(有)ショート・サーキット様にメールにて金額、在庫の確認をしたところ、見積金額=96,000円(送料/消費税込み)の御見積を頂き注文いたしました。
写真1 送られてきましたビルシュタインBTSキット
写真2 ビルシュタインBTSキットを開封したところサービス品として携帯用の折りたたみ傘も入っており大変得した気持ちです。
ビルシュタインBTSキットが届きましたがさて、どこで交換するか迷っていたところ、蝦夷オフミメンバーのおくさまよりタケジ商会さまをご紹介していただきました。おくさまのご紹介との事で工賃は何と1本5,000円×4で合計:20,000円(税別)でした。
翌日、早速タケジ商会さまに行きタイガー号の診断をしてもらいました。診断結果は、とりあえず現行の部品を使用してビルシュタインBTSキットを装着することを薦められましたが、以前より」DDさまにアドバイスしていただきましたアッパーマウントだけは交換しようと思いました。お恥ずかしながら今までわたしはSPEEDに発注をしたことが無く、またドイツ語ができないのでDDさまに再度ご相談したところ、英語で発注可能とお聞きして安心しました。
写真3 送られてきました荷物。発注後8日でアメリカの荷物と一緒に自宅に届きました。わたしはいつもアメリカからの荷物があるので今回、ドイツからの荷物ははじめての体験でした。アメリカは現在テロ対策で税関のチャックも厳しくアメリカよりもドイツのほうがむしろ商品の到着が早いので驚きました。また荷物の中には、画像右上のSPEEEDのマウスパット2枚とヘラーのカタログが入っていました。
作業経過はDD様、E34オーナ様のHPに詳しく載っていますので省略いたします。
写真4 取り外したフロントスプリングとBTSキットのフロントスプリング(1)
写真5 取り外したリアスプリングとBTSキットのフロントスプリング(2)フロントはかなりBTSキットのスプリングのほうが短い気がしました。リアはあまり変化無いような感じです。
写真6 BTSキット取り付け前のタイガー号BTSキット交換前の写真を撮影する暇が無かったので昔のタイガー号の画像です。
写真7 BTSキット取り付け後(1)
写真8 BTSキット取り付け後(2)交換後を写真7.8で示します。交換直後はあまり変化を感じられませんでしたが数日たってだんだんと車高が明らかに下がってきました。乗り心地も予想していた感じよりも硬過ぎませんでした。北海道はこれから冬が来ますのでフロントスポイラーの交換が必要です。(雪が降らない土地に行きたい!)
装着後のインプレッションですが・・・・。
まず、コーナーではスピードを落とすことなく(多少は落としますが)安心してコーナーリングができるようになりました。
以前は下り坂のカーブ直前で車体が前傾に傾き、ABSが作動するときもありかなり危険な体験もしました(単にスピードの出しすぎが原因ですが)。今現在は思い切って突っ込み、すばやくコーナーリングが可能になり大変満足しております。はね具合は装着当初、悪路での跳ね上げが強く非常に不快感(バネをカットした改造車のような)を感じましたが、装着一ヵ月後くらいでサスペンションとバネがこなれてきたせいかあまり違和感を感じなくなり今は純正により近い感じがします。
インプレッションの硬さは、はじめかなり硬い感じがしました。(腰も痛くなりました)しかし、時間が経つにつれて硬さは気にならなくなりました。
同乗者もあまり固く感じないとコメントももらいました。その同乗者もビルシュタインサスのみ交換しましたがそのお車よりも柔らかい感じです。
恐らくこれがビルシュタインBTS KIT(サスペンション&スプリング)のアピールできる部分ではないでしょうか。ブレーキング時の挙動はあまり解かりませんが、こちらは以前と変化ないと思います。
追記:
ビルシュタインBTS KITはダウンサスKITですが車高が交換直後は交換前とあまり変わらずガッカリしていました。でも、1ヶ月位でフロントが下がりました(現在の写真を参考にしてください)。そのためサスペンションがこなれるまで多少の時間と走行が必要かもしれません。
BTSキットのインプレッションは、皆さんの興味のあるところではないだろうか?
いつも末尾になって申し訳ないが、BTSキットをレポートしていただいた北のタイガーさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。