2004年8月27日(金)

フォグランプのHID化 − 岩野師匠より

岩野師匠からいただいたDIYレポートの第三弾を紹介しよう。今回はフォグランプのHID化である。雨の夜や霧の夜には威力を発揮しそうである。なお、今回は後半にオマケのレポートもある。


フォグランプのHID化


FOGの裏蓋をロービーム同様に加工した後の写真です。
ゴムパッキンは、ちょっと違う物を使用しています。


中から見た写真です。
あっ、今回の写真では高圧コードのカプラーは、バーナーに付属していたものを採用しています。


バンパーにデンソーのバラストを取り付ける為のアルミ板です。
厚さは1mmで横が175mm位、縦が100mmです。
バラスト固定用に3ヶ所4.5φの穴を開けてます。
バンパーにこのアルミ板を固定する為に6.5φ位の穴を二個空けてます。
この穴は左右が153mmで段差が23mmです。
これと同様にして左右対称なものを2枚作ります。


一応、図面です・・・。これじゃ見えませんね!
雰囲気で図ってください。


前回と同様にシールしたバラストに、フォグに装着するためのアルミ板をつけてます。
アルミ板とバラストは4mmで長さ20mm位のネジとナットで留めます。
この写真ではナットがまだ付いていません。


完成した写真です。


バンパー裏のコアサポート?って言うのかな?アルミのフレームに装着します。
ちょうど、コアサポートとバンパーとを繋いでいるプラスティクのネジと言うかハトメと言うのか、よく分りませんがそれを2個の使います。
そのハトメは、真ん中に3φぐらいの芯があり、これをハトメの中心に挿入することでハトメの外径が広がり、固定されるようになっています。
一度、そのハトメの芯を細いドライバで叩きだしてから、作成したユニットの6.5φの穴の部分にハトメを差し込んであげて、抜いた芯を再び差し込んで固定します。ちょうど、取り付け板をハトメで友締めする感じです。


バンパー裏に装着し、配線等をした後の写真です。
高圧コード(バラストからバーナーへの配線)等も防水処理を行い、低圧コード(12Vの電源線)等も振動で暴れないように綺麗に留めてあげましょう。
ちなみに、このバンパーは、オーディオ分科会きっての、大音量スペシャル音響車両のミカモさんのバンパーです。重低音の振動でも、バラストが落ちたりしていないので、この留め方でも大丈夫だと思います。
心配な方?は、ネジで友締めされれば安心かと思います。


フォグランプのイエロー化

フォグを黄色くする方法です。
純正でも黄色いフォグレンズは存在しますが・・・
あえて買うと高いので、私はこんな方法で光ったら黄色くなるようにしています。


この写真はわかりやすいように半分だけ塗った状態です。
塗る面は、平らな側です。
綺麗に?均一に塗り上げてください。乾くまでは塗料が流れないように、塗った面が水平になるようにして、埃が付かないようにして乾燥させてください。


このようなランプペンを使用しています。
かなり、割高ですが、1本で3台分位は塗れますので、共同で購入されては如何でしょうか?
一度開封すると、長くは持ちませんので、早めに使用されるといいです。


以上、岩野師匠による「フォグランプのHID化」と「フォグランプのイエロー化」の手順であった。ロービームにHIDを入れた方は、次にフォグランプにHIDが欲しくなるのではないだろうか。ついでにイエロー化も・・・?

なお、バラストやバーナーへの接続に関しては「HIDバラスト加工 − 岩野師匠より」に詳しく解説されているので、参照して欲しい。

フォグランプのHID化に関してはバラストの取り付けがキモとなるが、今回も貴重なノウハウを惜しげもなく公開していただいた岩野師匠に感謝する。



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。

メンテナンス一覧へ