2004年7月25日(日)

HID不点灯の修理 − 配線ルート変更

今回の報告には写真がない。あらかじめ断っておく。

先日の夜、ヘッドライトを点灯させようとしてヘッドライトスイッチを入れたら、左のヘッドライトから「ジジジジ・・・」と音がして、点灯しなくなっていた。どうやら、電流がリークしているようだ。

HIDはバラストに12Vの電源を入力すると、バラストから交流の高電圧が出力され、ディスチャージランプが放電点灯する仕組みである。この高電圧の部分は絶縁が甘いとリークしてしまうので注意が必要だ。

DD号は、まさに電流がリークしていたようで、ヘッドライトが点灯しなかった。

左のヘッドライト部分の高電圧出力からディスチャージランプへ至る配線を見てみると、配線が交差している部分があった。もちろん、配線には被覆があるのだが、おそらくここから電流がリークしているのであろう。

そこで、配線が交差しないように配線ルートを変更して、念のためにビニールテープで固定してやったところ、リークがなくなり、うまく点灯するようになった。

HIDの高電圧側が電流リークに弱いとは聞いていたのだが、こんなに弱いとは思わなかった。HIDがうまく点灯しない時には、一度試してみてはどうだろう。



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