2003年9月28日(日)
メーターバックライト交換 − お奉行号
先日、信州のチロルの森で開催されたオフ会に参加したのだが、その際に、お奉行(Sweeperさん)が岩野さんのご指導でメーターのバックランプを取り替える作業をしていた。その手順を見せていただいたので、ここで紹介しよう。ただし、お奉行の車は左ハンドルのM5で、ハンドルにエアバッグは付いていない。
まずは、写真1のようにハンドルのホーンパッドを外す。イグニッションをOFFにしていないと、パッドを外すときに派手なホーン音が鳴るので、注意が必要だ。
写真1 ハンドルのホーンパッドを外したところ次に、ハンドルの中央に付いている大きなナットを十字レンチで外す。このナットは固く締まっていることが多いので、少し力がいるかもしれない。誰かにハンドルを持っていてもらうと外しやすいだろう。なお、ナットを外す前には、後でハンドルを付けるときにセンターがちゃんと出るように、センターの位置をちゃんとマークしておく方がいい。ハンドルを外したところを写真2に示す。
写真2 ハンドルを外したところハンドルが外れたら、写真3のようにメーターの上に付いている2本のネジを外す。
写真3 メーターの上にあるネジを外しているところこれで、基本的にはメーターが手前に抜けるはずである。メーターを抜くときには、メーター全面のアクリル板に傷が付かないように、ハンドルボスのところにタオルをかけておいた方がいいだろう。メーターを抜き出しているところを写真4に示す。
写真4 メーターを抜き出しているところメーターが抜き出せたら、写真5のようにメーターの裏に付いているコネクタを全部外していく。
写真5 メーター裏のコネクタを外しているところこれで、メーターは完全にフリーになるはずである。メーターの裏側にはいくつかのバルブが刺さっているので、切れているバルブを交換する。メーターの裏側を写真6に示す。
写真6 メーターの裏側実は、このメーターの裏蓋を外したところにも、いくつかバルブがある。これを交換するためには、写真6の赤矢印で示したロックネジを"OPEN"(または"AUF")の方にまわし、さらに、写真7のようにマイナスドライバーでメーターの下側を少しこじってやると、裏蓋が開くようになる。
写真7 メーターの下側をマイナスドライバーでこじっているところメータの中身は写真8のようになっている。
写真8 メーターの中身この中で、切れている電球を交換すればよい。交換する電球は写真9のようなもので、ディーラーで入手可能である。
写真9 メーターの電球メーターの電球のパーツナンバーは、「62 11 1 368 299」であり、国内価格は390円である。意外と高いものだ。岩野さんは秋葉原で売っている40円の豆球を移植して使っているそうだ。きっとLED化もしているに違いない。
電球の交換方法は、写真10のようにラジオペンチで少し捻って引き抜けばいい。付けるときは、外すときの逆だ。
写真10 メーターの電球を外しているところ切れている電球を交換し終わると、逆の順序でもとに戻せばよい。これらの作業自体は比較的簡単なものだが、最後にハンドルを取り付ける際に、そのセンターを出すのが少し難しいかもしれない。仮にハンドルを固定しておいて、車を直線に沿って走らせてみてハンドルがまっすぐになるように何度か調整すれば、うまくセンターが出るようになるはずだ。
折角なので、チロルの森でのオフ会の一部を紹介しよう。
写真11 チロルの森でのオフ会皆さん、椅子に座ってウダウダしているだけだ(笑)。詳細は、オフ会の様子を紹介したページ(例えば、Cool-BMW)があるので、そちらを参照して欲しい。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。