2001年9月23日(日)

今度はリアバンパーに傷が・・・ − ああ、よかった!?

ある日、何気なくリアバンパーを見ると、左後ろに薄い茶色の傷のようなものがついているではないか!(写真1)


写真1 左後ろのバンパーについた傷(?)

以前に「あぁ、バンパーに傷が・・・ − その1」と「あぁ、バンパーに傷が・・・ − その2」で報告したように、嫁さんが左前のバンパーをブロック塀にスリスリしてしまったことがある。その時は、ラッキーなことにバンパーのモールの部分だけに傷がついていたので、その部分を交換するだけで済んだ。バンパーそのものに傷がついていたら、数万円はかかったであろう。

今回の傷のようなものをよく見ると、前回のように何かに擦ったものではなく、塗料のようなものをこすりつけたもののようである。拡大すると、写真2のような感じである。


写真2 傷(?)の拡大写真

どうやら、駐車場の壁面に塗ってある薄茶色のウレタン塗料が付着したようである。どうやら、車を駐車場に入れる際にわずかにスリスリしてしまったようである。塗料ならアセトンで取れるかもしれない。そう思って、とりあえずバンパーモールを外してみることにした。左後ろのバンパーモールは、写真3のように、@の方を少し浮かせてからでないと、Aの方が外れない。


写真3 左後ろのバンパーモール

今回も、写真4のようなドライバーの先にガムテープを巻いたものでバンパーモールを外す。本当なら、プラスチック素材でできたような内装剥がしのような道具があればいいのだが、持っていないのでこれで代用することにした。先端にガムテープを巻くのは、プラスチックのバンパーモールを傷つけないためである。


写真4 先端にガムテープを巻いたマイナスドライバー

写真5は、バンパーモールをマイナスドライバーで外しかけたところである。このまま、@を少し引っ張りながらAを引き出して外す。


写真5 左後ろのバンパーモールの外し方

バンパーモールが外れたところで、アセトンで付着した塗料を拭いてみる。用意するものは、写真6のアセトンとペーパータオルとアルコールである。
まず、このペーパータオルにアセトンを付けて塗料を取り除き、次にアルコールで全体を拭きあげる作戦である。


写真6 用意したアセトン

実際にバンパーモールをアセトンで拭いてみると、いとも簡単に塗料が落ちた。ホンの数回拭いただけで見事に元通りである。さすがにアセトンである(何が「さすが」だか?)。拭く前と拭いた後のバンパーモールを写真7、8に示す。


写真7 アセトンで拭く前のバンパーモール


写真8 アセトンで拭いた後のバンパーモール

そして、アセトンで拭いた後は、全体にアルコールをかけて、ペーパータオルで拭きあげた。アセトンは浸食性が非常に強い。そこで、アセトンを完全に取り除くためにアルコールで拭きあげるのである。
そして、最後に、綺麗になったバンパーモールを元のバンパーに取り付けて完成である。


写真9 綺麗になったバンパーモール

前回のように新しいバンパーモールを買うこともなく、うまく塗料を落とすことができた。手持ちの材料ばかりだったので、費用もほとんどかかっていない。今回の作業は楽勝である。(今回のメンテナンス記録は、駄ネタである?)



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