2024年11月23日(土)
DD3号(F25) ルーフレールの白錆び − スポンジ研磨材で
SUVタイプのDD3号(F25)には写真1のようなルーフレールがある。この材質がアルミ合金のため、窓枠のモール と同じく白錆びが発生している。
写真1 ルーフレールそこで、この白錆びを取りたいのだが、ルーフレールは形状が複雑なためモールのときの方法は使えない。いろいろ調べてみると、3Mのスポンジ研磨材で白錆びを落としている人がいるようだ。今回はこれでやってみよう!
まずは、写真2のようにルーフレールの周囲のボディにマスキングして養生する。
写真2 マスキングテープで養生したところルーフレールをよく見ると、写真3のようにかなりの白錆びがある。
写真3 ルーフレールの白錆び用意した3Mのスポンジ研磨材は写真4のようなものだ。左から、ファイン(240-320番)、スーパーファイン(320-600番)、ウルトラファイン(800-1000番)、マイクロファイン(1200-1500番)のものだ。4枚セットで886円(送料込み)であった。
写真4 スポンジ研磨材まずは、最も目が粗いファインのスポンジ研磨材を使って写真5のように白錆びを落としていく。
写真5 ファインで白錆びを落としているところなかなか面白いように白錆びが落ちる。このファインのスポンジ研磨材で白錆びが残らないように完全に落としておこう。ルーフレールは複雑な形状なので、下の方は写真6のようにスポンジ研磨材を小さくして磨いていこう。
写真6 ルーフレールの下の方を磨いているところファインのスポンジ研磨材でしっかり磨くと、写真7の左側のように完全に白錆びを落とすことができる。
写真7 白錆びを落としたところ(左側)その後、ファインで磨いた磨き傷をスーパーファインで消し、スーパーファインの磨き傷をウルトラファインで消し、ウルトラファインの磨き傷をマイクロファインで丁寧に消していく。面倒そうに思うかもしれないが、磨き傷を消すのはそれほど大変ではない。このようにしてルーフレールの白錆びを落とすことができた。白錆びを落としたルーフレールが再び錆びないように、写真8のポリラックでコーティングしておこう。
写真8 ポリラック水につけたウェスにポリラックを付け、写真9のように綺麗になったルーフレールに塗っていく。
写真9 ポリラックを塗っているところポリラックを塗った後、20分ほど乾かして乾いた布でポリラックを拭き取ればコーティング完了だ。写真10、11に白錆びを取ってコーティングしたルーフレールを示す。
写真10 研磨後のルーフレール(先端)
写真11 研磨後のルーフレール(拡大)今回はスポンジ研磨材で磨いたが、モールを磨いたときより簡単だった。電動工具も使わなくていいし、こちらの方法の方が良さそうだ。
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