2024年10月12日(土)

DD2号(E63) バックカメラの交換 − ナンバープレートを外して

最近、写真1のようにバックするときに表示されるバックカメラの映像が白っぽくくすんだようになってきて、後方が良く見えなくなってきた。


写真1 バックカメラの映像

DD2号(E63)のバックカメラは、写真2の位置に付いている。


写真2 バックカメラの位置

バックカメラをよく見ても写真3のようにレンズが白くなっていることもなく、少なくとも外観は問題なさそうだ。


写真3 バックカメラ

このバックカメラは取りつけてからもう9年も経ってるから仕方ないか。この際、バックカメラを新しいものに交換しよう。でも、バックカメラを取り付けようとすると、リアバンパーを取り外さないといけないので、ナンバープレートの封印を外さないといけないんだよなぁ。そうすると、仮ナンバーを借りて運輸支局まで行って再封印してもらわないといけない。う〜ん、ちょっと面倒だけどやってみるか・・・。新しいバックカメラの取付方法についてはこのレポートを参照してもらうこととして、ここでは雰囲気だけ報告する。

リアバンパーを外すので、写真4のようにリアバンパーとボディの付近を作業前に養生しておこう。


写真4 リアバンパーとボディ付近を養生したところ

リアバンパーを外すためにいろいろなネジを外した後、最後に写真5のようにプラスドライバーでナンバープレートの封印を破ってナンバープレートを外す。


写真5 封印を破っているところ

ナンバープレートを外したら、写真6のようにその下にあるT-40のトルクスボルト2本を外す。


写真6 ボルトを外したところ

ここまで来ればリアバンパーを外すことができる。今回は写真6のようにリアバンパーを少し後ろにずらすだけで交換作業ができそうなので、完全にリアバンパーを外さない。


写真7 リアバンパーを少しずらしたところ

リアバンパーの中に手を入れることができれば、バックカメラは簡単に外すことができる。写真8に古いバックカメラと新しいバックカメラの比較を示す。


写真8 バックカメラの新旧比較(上:旧、下:新)

なお、新しいバックカメラは3,207円で購入した(送料込み)。このバックカメラはAHD(Analog High Definition)出力対応だが、DD2号のAVインターフェースはAHD入力対応ではないのでCVBS(Composite Video Baseband Signal)で接続しないといけない。このカメラの説明書を見てみると、写真9のように白い線を切断すればCVBS出力になるようだ。 


写真9 設定の変更

そこで、写真10のように白い線を切断する。


写真10 白い線を切断したところ

後は諸々の配線を入れ替えて、写真11のように新しいバックカメラを取り付ける。


写真11 新しいバックカメラを取り付けたところ

新しいバックカメラは写真12のように金色のリングが付いていてなんか上等そうだ。


写真12 新しいバックカメラ

こうして交換した新しいバックカメラの映像だが、写真13のように綺麗に映るようになった。


写真13 新しいバックカメラの映像

写真13のように、このバックカメラではガイドラインも表示される。もちろん、このガイドラインは単に映像に重畳表示しているだけなので、ハンドルの向きに対応して動いたりはしない。でも、バックカメラの映像が綺麗になっただけで十分だ。

さて、バックカメラが交換できたら、破壊したナンバープレートの封印を何とかしないといけない。封印はすでに壊してしまったので、このまま公道を走ることはできない。そこで、まず市役所に行って仮ナンバーを借りてくる。仮ナンバーを借りるためには

  1. 自動車検査証(車検証)
  2. 自賠責保険証
  3. 身分証明書(免許書)
  4. 自動車臨時運行許可申請書
  5. 手数料(750円)

は必要だ。このうち、4の自動車臨時運行許可申請書は役所に置いてあるので、その紙に記入しよう。こうして2枚の仮ナンバーを借りることができたら、写真14のように車体の前後に取り付ける。


写真14 仮ナンバーを取り付けたところ

仮ナンバーを取り付けたら、写真15の京都運輸支局へGO!


写真15 京都運輸支局

用意するものは、写真16に示す

  1. 自動車登録番号標の再封印申請書
  2. 自動車検査証(車検証)
  3. 封印の台座

だ。


写真16 用意するもの

このうち、1.自動車登録番号標の再封印申請書は事前に国交省のWebサイトからダウンロードして記入しておこう。写真16の赤矢印で示す封印の台座は新しいものを70円で購入できる。準備ができたら仮ナンバーを外して、DD2号のナンバープレートを取り付ける。その際、写真17のようにリアのナンバープレートの左側に封印の台座を取り付ける。


写真17 封印の台座を取り付けたところ

その後、写真18の封印場へ車を持っていく。


写真18 封印場

封印場の係員に自動車登録番号標の再封印申請書と自動車検査証(車検証)を見せ、ボンネットを開けて車台番号を確認してもらったら、写真19のように封印を付けてもらえる。


写真19 封印を付けてもらっているところ

これでナンバープレートの封印も元通りだ。DD2号(E63)はリアバンパーを外すときにナンバープレートも外さないといけないので、ちょっと面倒だ。なんとかならないのかなぁ・・・。



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