2024年5月4日(土)

DD2号 雨漏り − バルブの詰まり

先日、一晩雨の中に車を置いておいたら、運転席の後ろの床が濡れていた。また雨漏りしたようだ。まだドレインホールを掃除してから1年も経っていないのに・・・。写真1に濡れている運転席後ろの床を示す。


写真1 濡れている運転席後ろの床

この床部分は、運転席の床より一段低くなっており、エンジンルームのドレインホールが詰まると、雨が室内に入ってきてここに溜まる。気付いたのは夜だったが、まずは床を乾かさないといけない。タオルで水を吸収した後、写真2のように車内にサーキュレータと除湿器を設置した。


写真2 サーキュレータと除湿器

そして、窓を少しだけ開けて電源ケーブルを通し、写真3のように少し開いた窓を養生テープで塞いで一晩除湿しておいた。


写真3 除湿しているところ

さて、車内の床が乾燥したら原因の追究だ。エンジンルームのドレインホールは、写真4の赤矢印の位置にある。


写真4 ドレインホールの位置

ドレインホールにアクセスするため、エアコンフィルターボックスとトレイを外す。写真5にトレイを外したところを示す。


写真5 トレイを外したところ

このブレーキマスターシリンダーの下にドレインホールがある。写真6にドレインホールを示す。


写真6 ドレインホール

このドレインホールには、ゴムのバルブが付いている。どうやら、このバルブに何か詰まっているようだ。そこで、ラジオペンチ等を駆使して、バルブを引っ張り出した。写真7にゴムのバルブを示す。


写真7 ゴムのバルブ

バルブの中には、写真8のようなものが詰まっていた。


写真8 バルブに詰まっていたもの

黒いプラスチック部品は、カウルトップを固定するクリップだ。どうやら、このときになくなっていたクリップがずっとここに詰まっていたらしい。それですぐにバルブが詰まりやすかったようだ。バルブを掃除後、元に戻そうと思ったが、そもそも、ここにバルブって必要なんだろうか? バルブが付いていないと、写真9のように大きな穴が開いたままだ。


写真9 ドレインホール

このままなら詰まりにくいかも? しばらくこれで様子を見てみよう。



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