2024年1月13日(土)
DD2号 シフトロックの解除方法 − 車載工具で
もしDD2号に何らかのトラブルがあり牽引しなくてはいけないときには、後輪をフリーにするためにトランスミッションをニュートラル(N)ポジションにしなければならない。しかし、DD2号のATは電子式でありエンジンをかけないとニュートラルポジションにできない。もし、エンジントラブルで牽引しなくてはいけなくなった場合には、エンジンをかけられないため、別の方法でシフトロックを解除しニュートラルポジションにしなければならない。ここでは、その方法を説明しておこう。
まず、写真1のようにシフトレバー周りのパネルを外す。これは、内装剥がし等を使って上に持ち上げれば外すことができる。
写真1 シフトレバー周りのパネルを外したところそして、写真1の赤矢印のところに、写真2のように車載工具のドライバーを差し込む。
写真2 ドライバーを差し込んだところそして、写真3のようにドライバーを車両後方へ倒す。
写真3 ドライバーを倒したところドライバーを倒すと、写真4のようにドライバーを引っかけるところがある。ここにドライバーの柄を固定すれば、これでシフトロックが外れる。
写真4 シフトロックを外したところこれでATがニュートラルになったので、車を牽引することができる。なお、シフトロックを解除するには、ドライバーを引き抜けばいい。知っていて損はない知識だが、あまり実際には活用したくないところだ。
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