2023年2月11日(土)

DD2号 リアスタビリンクの調整 − 調査

フロントのスタビリンクは、純正のスタビリンクを切断して、その間にパイプナットを入れることで長さを調整できるようにした。リアのスタビリンクも同じようにできるかどうかを調べるため、一旦、リアのスタビリンクを外して調べてみることにした。まずは、写真1のようにジャッキアップしてウマをかけ、左リアのタイヤを外す。


写真1 リアをジャッキアップしてウマをかけたところ

タイヤを外せば、写真2のところにリアのスタビリンクが見える。


写真2 リアスタビリンク

リアのスタビリンクは、写真3の2本のボルトでリアのスウィングアームとスタビリンクが接続されている。


写真3 リアスタビライザーの接続

写真3からもわかるように、スタビリンクの上側がスタビライザーに接続されている。だから、車高を下げたときにはスタビリンクを短くしてやらないといけない。

リアのスタビリンクのボルトは例によってボールジョイントと一緒に回るので、ナットを外すときには写真4のようにしてT-30のトルクスでボルトの中心を供回りしなうように固定してからナットを緩める。


写真4 ボルトを固定しているところ

下側のボールジョイントのボルトはM12なのでナットの2面幅は18mmだ。一方、上側のボールジョイントのボルトはM10なのでナットは16mmだ。下側のナットが外れたら、写真5のように上側のナットも外す。ちなみに、両方のナットとも、締め付けトルクは65Nmだ。


写真5 上側のナットを外しているところ

上下のナットを外したら、写真6のようにリアのスタビリンクを取り外すことができる。


写真6 リアのスタビリンク

リアのスタビリンクの中央のロッドの太さは、写真7のように8mmだ。フロントの方は10mmだったのに。


写真7 ロッドの太さ

また、ロッドの長さは写真8のように63mmだ。


写真8 ロッドの長さ

なるほど。ということは、ロッドを切断してM8のネジ山を切ればいいんだな。でも、リア側は短くしないといけないので、間に入れるパイプナットはかなり短いものでないといけない。どれぐらいで切るのかはちょっと考えものだな。



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