2022年12月24日(土)

DD2号 バッテリーのメンテナンス − パルス充電

寒くなってくると車のバッテリーが心配になる。特にDD2号は週に1〜2回しか動かさないし、格安バッテリーを使っているために、バッテリーを上げてしまう可能性がある。バッテリーのメンテナンスとしてパルス充電でもしておくか。

まずは、写真1のようにトランクの床板をずらせてバッテリーにアクセスできるようにする。


写真1 バッテリー

そして、写真2のようにバッテリーターミナルを外したうえで充電器を接続し、まず普通に満充電まで充電する。


写真2 普通充電中

写真3のように紐を使ってトランクを閉め気味にして、満充電まで待つ。バッテリーを外した状態でトランクを閉めてしまうと、トランクが開かなくなってしまうので要注意だ。


写真3 満充電まで待っているところ

さて、この状態でバッテリーの健康度を測ってみよう。以前から使っているバッテリーテスターはどうも信用できないので、今回はKINGBOLENのBM550というバッテリーテスターを使う。まずは、写真4のように仕様のCCA値を入力する。DD2号のバッテリーのCCA値の仕様は850だ。


写真4 仕様CCA値の入力

OKボタンを押して数秒待てば、写真5のように測定されたCCA値が表示される。


写真5 測定されたCCA値

CCA値は634か・・・。下向きのボタンを押すと、写真6のように健康度(State of Health; SOH)が表示される。


写真6 健康度

SOHが56%はちょっと問題かも。続けて下を押すと、写真7のように内部抵抗が表示される。


写真7 内部抵抗

内部抵抗は4.09mΩだった。さて、この後、写真8のように18時間かけてパルス充電する。これでバッテリーの状態は回復するかな?


写真8 パルス充電中

18時間後にバッテリーテスターを使って状態を測ってみる。パルス充電後のCCA値を写真9に示す。


写真9 パルス充電後のCCA値

なんか下がっている? 写真10にパルス充電後のSOHを示す。


写真10 パルス充電後のSOH

これも下がってる!? 写真11にパルス充電後の内部抵抗を示す。


写真11 パルス充電後の内部抵抗

これも悪化している? どうして? まぁ、測定誤差の範囲だとは思うが、少し悪化している。パルス充電はあまり効果がないのだろうか? それとも、もっと長時間しないといけないのか? それとも、バッテリー充電器に附属しているパルス充電機能が不十分なのか? う〜ん・・・?



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