2022年2月5日(土)

DD2号 右リアガイドアームのチェック − ブーツ割れ

先日の車検の際に指摘された項目の中に、リアガイドアームのボールジョイントのブーツ割れがあった。できれば、早い目に交換したいところだ。もしかして同じサイズのブーツがあれば、ブーツだけ交換すればいいの? 国内では大野ゴムさんがいろんなサイズのブーツを販売しているみたいだし・・・。とりあえず、割れているブーツのサイズを測ってみて、同じサイズのものを探してみよう。

まずは、写真1のようにリア側をジャッキアップしてウマをかける。


写真1 ウマをかけたところ

リア側をジャッキアップするときは、写真2のディファレンシャルギアのところにジャッキを当てる。


写真2 ジャッキアップポイント

ウマをかけたら、写真3のように右側のホイールを外しておく。


写真3 ホイールを外したところ

このブレーキローターの上から覗き込むと、後輪軸前方に写真4のようにリアガイドアームが見える。


写真4 リアガイドアーム

このガイドアームは、写真4の緑矢印のボルトナットと赤矢印のナットを緩めれば外すことができる。ただし、緑矢印のボルトナットは偏心ボルトになっているので、緩める前に写真5のようにマジックで印を付けておこう。


写真5 偏心ボルトに印を付けたところ

偏心ボルトを緩める前に、写真6のようにして車高センサのコネクタを外した方が作業がしやすい。


写真6 車高センサのコネクタを外したところ

そして、写真4に示したボルトやナットを緩めて、ガイドアームを外す。ボール取り付け時の締め付けトルクは、両方とも65Nmだ。ちなみに、偏心ボルトは写真7の順で車体に取り付けられているので、覚えておこう。


写真7 偏心ボルトの取付順

さて、問題のボールジョイントのブーツだが、写真8のように見た目はあまり問題がなさそうだ。


写真8 ガイドアームのブーツ

しかし、ボールジョイントを動かしてみると、写真9のようにパックリと割れている。


写真9 割れているブーツ

こりゃ交換しないとダメだな・・・。ブーツの部分をよく見ると、写真10のように上下の2か所で金属バンドで留められている。


写真10 2か所の金属バンド

う〜ん、さすがにこれに適合するような市販のブーツはなさそうだ。やっぱりガイドアームごと交換しないといけないか・・・。



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