2022年1月15日(土)
DD2号 シートの擦れ補修 − 専用補修剤で
以前に「DD2号 シートの擦れ補修 − 靴クリームで」というレポートで、運転席の擦れを黒の靴クリームで目立たないように補修したことを報告したが、3年も経ってくると同じ場所の擦れが再び目立つようになってきた。写真1にシートの擦れを示す。
写真1 シートの擦れやはり乗降時にはこの部分が衣服と擦れるようだ。近くで見ると、写真2のように塗装とコーティングが剥げて白っぽくなっている。
写真2 擦れた部分の拡大今回は革専用の補修剤を使って補修してみることにする。まずは、写真3のように軽くブラッシングして汚れを落とす。
写真3 汚れを落としているところそして、写真4のようにして補修剤を付ける。
写真4 補修剤を付けているところこの補修剤は、色の剥げた革に同色の塗料を付けることで補修するものだ。価格は213円(送料込み)であった。補修剤を付けたら、写真5のように指で丁寧に延ばして刷り込んでいく。染色剤が入っているので、手袋をしておいた方が良さそうだ。
写真5 補修剤を刷り込んでいるところそして、写真6のように余分な補修剤を拭き取る。
写真6 余分な補修剤を拭き取っているところしばらく乾かすと、写真7のように補修した後が目立たなくなる。
写真7 補修後ちょっと艶が出てしまっている感じはあるが、そのうち目立たなくなるかな。まぁ、この部分は乗降時に衣服と擦れてしまう部分だから、そのうちどうしても白っぽくなってしまう。根本的な解決は難しそうだ。
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