2020年6月6日(土)
DD2号 デイライトの取り付け − フレキシブルLED
最近ヘッドライトの形状に合わせたようなデイライトを付けている車を見るようになってきた。そんなことを思いながらインターネットを見ていると、どうも最近は防水のフレキシブルLEDテープがあることがわかった。これをヘッドライト周りに取り付ければ、同じようなデイライトになるのか? と思いながら、ついポチッっと購入ボタンを押してしまった。購入したのは写真1のような長さ70cmのフレキシブルLEDテープである。
写真1 購入したフレキシブルLEDちなみに、このフレキシブルLEDテープは2種類あって、一つは+12Vを接続すると写真2のように白色に光る機能だけのものだ。
写真2 広く光るフレキシブルLEDもう一つは、+12入力がもう1系統あり、それを+12Vに接続するとなられるようにオレンジのライトが流れるように点灯するものだ。最近たまに見る流れるようなウィンカーだ。今回、DDは白色に光る機能だけのものを購入した。あの流れるように光るウィンカーは、DDの感覚からすれば、なんか30年前のセンスに思えて仕方がない・・・。
それはさておき、フレキシブルLEDの端は写真3のようになっている。
写真3 フレキシブルLEDの端ヘッドライトの周りに取り付けるとなると雨もかかるだろうから、写真4のようにシリコンシーラントで防水しておいた。
写真4 シリコンシーラントで防水処理したところさて、後はこれを取り付けるだけだ。まずは、写真5のように車の前側をジャッキアップする。
写真5 ジャッキアップしたところそして、このレポートの手順に沿って、写真6のようにフロントバンパーを外す。
写真6 フロントバンパーを外したところヘッドライトを外すためには写真7の4本のネジを外せばいい。
写真7 ヘッドライトの固定ネジ写真8に外した左右のヘッドライトを示す。
写真8 左右のヘッドライトこのヘッドライトの周りにフレキシブルLEDを両面テープで貼り付けるため、貼り付ける前に写真9のようにヘッドライトを脱脂しておく。
写真9 ヘッドライトを脱脂しているところ脱脂したらフレキシブルLEDを貼り付けるのだが、フレキシブルLEDの断面は写真10のようになっていて、矢印の方向の方が明るい光が出るようになっている。
写真10 光の出る方向そこで、矢印の方向が前側になるようにヘッドライトの横と下側に両面テープで貼り付ける。写真11にフレキシブルLEDを貼り付けたヘッドライトを示す。
写真11 フレキシブルLEDを貼り付けたヘッドライト70cmのフレキシブルLEDで誂えたかのようにピッタリとヘッドライトの横と下側に貼れた。さらに、フレキシブルLEDから出る配線の部分は、写真12のように、念のためビニールテープを貼り付けておいた。
写真12 ビニールテープを貼ったところこのようにして、写真13のように左右両方のヘッドライトにフレキシブルLEDを貼り付けた。残る作業は配線だ。図1にイカリング近辺の配線図を示す。
図1 イカリング近辺の配線図図1の赤矢印の部分がイカリングの配線なので、ここから電源を取ることにする。すなわち、ポジションランプやデイライトとしてイカリングとともにフレキシブルLEDを使うことになる。さて、実際の配線には、写真14のようなギボシ端子を使う。
写真14 ギボシ端子フレキシブルLEDの配線が非常に細いので、ギボシ端子を取り付けるときにハンダ付けしている。一方、車両側の配線は、写真15のヘッドライトのコネクタ付近から取る。
写真15 ヘッドライトのコネクタ図1にあるように、このコネクタの1番ピンと4番ピンに来ている配線に割り込ませればいい。そのため、写真16のように配線の被覆の一部を剥いて、別の配線をハンダ付けする。
写真16 割込み配線をハンダ付けしたところハンダ付けしたところは、写真17のように絶縁のためにビニールテープを巻いておく。
写真17 ビニールテープを巻いたところ割込み配線したものにもギボシ端子を取り付けておき、写真18のようにフレキシブルLEDの配線と接続する。
写真18 配線を接続したところこれでヘッドライト等を元に戻せば作業完了だ。今回はフロントバンパーまで外したので、ちょっと面倒な作業だったが。
さて、作業後にイカリングとフレキシブルLEDを点灯させてみると、写真19のような感じになる。
写真19 点灯させたところう〜ん、なんかそれっぽい・・・、かな? 写真20に左側のライトを示す。
写真20 左側のライトどうもイカリングが明るすぎて、フレキシブルLEDとの光量のバランスが取れていないみたいだ。近いうちに、もう少しイカリングを暗くしてみようかな?
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