2019年11月16日(土)
DD2号 車検の準備 − ブレーキフルードの交換
DD2号はそろそろ車検の時期なので、その準備に取り掛かろう。まずは、車検ごとに交換しているブレーキフルードから。詳しい手順はこのレポートを見ていただきたい。
まずは右側のマイクロフィルタボックスを外して、写真1のようにブレーキフルードタンクが見えるようにする。
写真1 ブレーキフルードタンクこのタンクには写真2のように蓋の部分にセンサーが付いているので、そのコネクタを外したうえで、写真3のようにタンクの蓋を外す。
写真2 センサーのコネクタ
写真3 蓋を外したところフルード液は水分を吸って茶色に変色しているのがわかるだろうか。このタンクに残っているフルードを吸い取るのだが、そのために、写真4のような洗瓶を用意した。
写真4 洗瓶これはホームセンターで売っている洗瓶の先を切って、シリコンホースを取り付けたものだ。これがあれば、春先に石油ファンヒーターを仕舞うときに、残っている石油を吸い取るのにも使える。これを使って、写真4のように古いフルードをなるべく吸い取る。
写真5 古いフルードを吸い取っているところおおよそ吸い取れたら写真6のように新しいフルードを入れておく。
写真6 新しいフルードを入れたところ準備が整ったところで、ブレーキフルードタンクから最も遠い左後ろのブレーキフルードから入れ替えていく。まずは写真7のようにジャッキアップしてタイヤを外す。
写真7 ジャッキアップしてタイヤを外したところそして、写真8のようにブレーキキャリパーにブレーキフルードブリーダーを接続する。これには逆止弁が付いているので一人で作業できる。
写真8 ブレーキフルードブリーダーを接続したところそして、ブレーキフルードタンクから新しいブレーキフルードがなくならないように継ぎ足しながら、ブレーキペダルを踏んで古いブレーキフルードを押し出していく。新しいブレーキフルードが出てくるようになるまで、何度かブレーキペダルを踏めばいい。
左後ろが終わったら、次は写真9のように右後ろ、その次は写真10のように左前、そして最後に写真11のように右前のブレーキフルードを交換していく。
写真9 右後ろ
写真10 左前
写真11 右前そして、最後に写真12のようにブレーキフルードタンクにフルードをMAX位置まで入れれ、取り外したマイクロフィルタボックス等を元に戻せば作業完了だ。このブレーキフルード交換には、いつも1リットル弱ぐらいのブレーキフルードを使用する。今回も古川薬品工業のDOT4のものを使った。価格は810円(税込み)であった。
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