2018年7月22日(日)

DD2号 USB電源 − 組み立て

京都では、今日で9日連続で体温を超える最高気温が続いている。さすがに、こんな気候では外で車をメンテするのはちょっと気が引ける。そこで、前回のレポート でUSB電源の部品を購入したことを報告したので、それを組み立ててみることにした。これならクーラーの効いた室内でできる作業だ。

まずは、写真1に示すQuick Charge 3.0対応のUSB電源基板を少し改造する。


写真1 USB電源基板

これには、写真2のようにUSBコネクタが付いている。


写真2 USBコネクタ

このコネクタを固定しているハンダをハンダ吸い取り器で吸い取ると、写真3のようにコネクタを外すことができる。


写真3 コネクタを外したところ

写真3の赤矢印はUSBの端子に当たるところで、上から順にGND(黒)、DATA+(緑)、DATA-(白)、5V(赤)となっている。

ここではUSBコネクタをパネルに取り付けるため、写真4のようなパネル取り付け用のUSBコネクタを使う。


写真4 パネル取り付け用USBコネクタ

パネルに、USBコネクタだけでなくLED電流計やLED電圧計を取り付け、USB電源基板に適当に配線して、写真5のようにそれっぽく組み立てる。


写真5 組み立てたところ

USB電源基板は連続して使っていると熱くなりそうなので、写真6のようにアルミのヒートシンクを付けてみた。


写真6 ヒートシンクを付けたところ

これでとりあえず配線は完成なので、写真7のように12Vの定電圧電源とスマホに接続してテストしてみた。


写真7 テスト中

電圧は5.24V、電流は1.21Aで充電中だ。このスマホはQuick Charge対応なので、そのうちに写真8のように電源電圧が上がる。


写真8 Quick Charge中

電圧が上がるため、通常よりも速く充電することができる。

さて、ここまでできれば車に取り付けるだけなのだが、こうも暑いとなかなか取り付ける気が起こらない・・・。



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