2017年12月16日(土)
DD2号 バッテリー交換 − ATLASBX
DD2号の車検の際に様々な箇所の劣化が指摘されたが、足回り等の部品を交換するとなると結構面倒だ。それに最近は寒いし・・・。そこで、比較的交換が簡単なバッテリーぐらいから交換してみることにした。本格的に寒くなってきたので、いつセルが回らなくなってもおかしくないからだ。
購入したのは写真1に示すATLASBXバッテリーである。
写真1 ATLASバッテリーの箱ATLASバッテリーは、E34のDD号にも取り付けたことがあるが、その時はかなり寿命が長かった。E63に使えるATLASバッテリーは価格も10,748円(税、送料込み)と比較的安かったので、これを購入した。箱を開けてみると、写真2のようなバッテリーが見える。
写真2 ATLASバッテリーこのバッテリーは600-38の規格で容量は100Ahだ。一方、DD2号に付いているバッテリーは、写真3に示すようにBMW純正のものだ。
写真3 DD2号のバッテリーこのバッテリーは、P/N 90600305144のもので、容量は110Ahだ。購入したバッテリーより少し大きいが、どちらもAGMバッテリーではなさそうだ。このバッテリーを外すために、赤矢印で示す2か所のボルトと固定金具を外す。写真4にボルトと固定金具を示す。
写真4 ボルトと固定金具このボルトは10mmのソケットレンチで簡単に外すことができる。写真5に外したボルトと固定金具を示す。
写真5 ボルトと固定金具ここまで外せたら、今度はボンネットを開けてボンネット下にあるバッテリー端子にバックアップ用のバッテリーを接続する。これはバッテリー交換時にも電力を供給し続けるためだ。電力の供給が止まってしまうと、アクティブステアリングのエラー等の警告が出たり、メモリーされている内容がリセットされたりすることがあるらしい。写真6にバックアップ用のバッテリーを接続したところを示す。
写真6 バックアップ用のバッテリーを接続したところこれで電源のバックアップができたのでバッテリー端子からケーブルを外していく。写真7にプラス側のケーブルを外すためのナットを、写真8にマイナス側のケーブルを外すためのナットを示す。
写真7 プラス側のケーブルを外すためのナット
写真8 マイナス側のケーブルを外すためのナットあとは、これらのナットを10mmのソケットレンチで緩めて端子を外すとともに、バッテリーに付いている排気パイプも外せばバッテリーを取り出すことができる。バッテリーは非常に重いので、二人で取り出した方が身のためだ。バッテリーの取り付けは取り外しの逆の手順だ。写真9に新しいバッテリーを取り付けたところを示す。
写真9 新しいバッテリーを取り付けたところそういえば、E63のDD2号は新しいバッテリーを取り付けたときには、バッテリーの容量とともにバッテリーを交換したことをコンピュータに登録しなければならないらしい。近いうちに登録方法を調べてやっておこう。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。