2017年6月10日(土)
DD2号 ホイール補修 − その10
前回のレポートでは塗装の準備として、ホイール全体を中性洗剤で脱脂したことを報告した。今回はマスキングだ。このマスキングは、ホイールの表面以外に塗料が付かないようにするためだ。まずは、写真1のようにホイールの裏面から。
写真1 ホイールの裏面この内側に、写真2のようにマスキングテープを貼っていく。
写真2 ホイールの内側にマスキングテープを貼っているところ一周貼れば、写真3のようになる。
写真3 マスキングテープを一周貼ったところ次に、写真4のように表面のタイヤのビートが当たる部分に塗料が付かないようにマスキングする。写真4では、下になっているほうがホイールの表面(意匠面)だ。
写真4 ビートが当たる部分にマスキングしたところ次に用意するのは、写真5のマスカーだ。
写真5 マスカー写真6のように、これをホイール内側のマスキングテープの上に、半周と少しだけ貼り付ける。
写真6 マスカーを半周ちょっと貼ったところさらに、マスカーの端が少し重なるようにして、マスカーを半周ちょっと貼る。すなわち、マスカーの両端がお互いに重なるようになる。すると、写真7のようにホイールの全周をマスカーで覆うことができる。
写真7 全周を覆ったマスカーそして、写真8のように、このマスカーの端をホイール表面の外周に貼ったマスキングテープの上に貼っていく。
写真8 マスカーの端を貼っているところマスカーの端を全周貼り付ければ、写真9のように表面以外は塗料が付かないようにマスキングされたことになる。
写真9 表面以外のマスキング写真10のように、マスキングしたホイールを簡易塗装ブースのダンボール箱に入れる。
写真11 ダンボール箱に入れたホイール前回のレポートで脱脂したことを報告したが、念のために塗装する部分をもう一度アルコールを使って脱脂しておこう。用意したのは、写真12のものである。
写真12 脱脂のために用意したもの真ん中のものはイソプロピルアルコール(IPA)だ。これを左端のスプレーに入れて、写真13のように塗装面にかける。
写真13 アルコールをかけているところそして、写真14のようにマイクロファイバーの布で丁寧に拭いていく。
写真14 マイクロファイバーで拭いているところ塗装するまで、写真15のようにダンボール箱の蓋をしておけば埃も付かない。
写真15 蓋をしたダンボール箱他の3本のホイールについても同様にマスキングしてダンボール箱に入れ、塗装面を脱脂する。4本ともマスキング・脱脂してダンボール箱に入れたところを写真16に示す。
写真16 マスキング・脱脂してダンボール箱に入れたところいよいよ次は塗装だ! 下地処理が長かったなぁ・・・(遠い目)。つづく。
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